バナナはいつ食べると効果的?朝・昼・夜で効能をタイミング別に比較!
バナナはいつ食べると効果的か知っていますか?今回は、バナナの<朝・昼・夜>で食べる時間帯・タイミングごとに、<むくみ改善・血圧上昇の抑制>など期待できる効果・効能を比較して紹介します。バナナはいつ食べるとダイエットに最も効果的なのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- バナナはいつ食べると効果的なの?ベストなタイミングは?
- バナナを食べる目的によって効果的なタイミング・時間は変わる
- バナナを【朝】の時間帯に食べる効果・効能は?
- ①一日のエネルギー源になる
- ②便通を促す
- ③むくみ改善・血圧上昇の抑制
- バナナを【昼】の時間帯に食べる効果・効能は?
- バナナを昼に食べると午後の活動力・集中力を維持できる
- バナナを【夜】の時間帯に食べる効果・効能は?
- ①睡眠の質の向上
- ②美肌や骨・筋肉に良い
- ③足をつりにくくなるとの意見も
- バナナをダイエット目的で食べる場合はいつが良い?
- バナナをダイエット目的で食べる場合は朝がおすすめ
- バナナを食べる際の注意点は?毎日・食べ過ぎはNG?
- バナナは1日1本であれば毎日食べても問題ない
- バナナの時間ごとの効果・効能を覚えておこう
昼間は一日の中で代謝が最も活発に行われる時間帯であり、このタイミングでバナナを食べるとエネルギー源が補給されるため、活動力や集中力の維持に効果的です。また、バナナには疲労回復に役立つビタミンB1が豊富に含まれています。昼休みに疲労感やだるさを感じやすい人は、昼食にバナナを加えてみてください。
また、バナナをおやつや間食に取り入れることもおすすめです。ビタミン・ミネラル・食物繊維の豊富なバナナは、食事で取り切れない栄養素を補い、体の調子を整えて活動力を上げることに役立ちます。(※6)
バナナを【夜】の時間帯に食べる効果・効能は?
バナナを夜の時間帯に食べると、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、夜にバナナを食べた場合の効果・効能について紹介します。
①睡眠の質の向上
バナナを夜に食べると、寝付きを良くしたり睡眠の質を向上したりする効果が期待できます。バナナには睡眠を促すセロトニンや、その材料となるトリプトファンが含まれています。また、セロトニンの合成を促進するビタミンB6も含まれるため、睡眠の質の向上やうつ病の予防などに効果的です。
なお、バナナに含まれるアミノ酸の一種であるグルタミン酸は、熟成することによりGABAへと変化します。GABAは、睡眠の質を高める効果やストレスを緩和する作用が臨床試験で認められた成分です。これらの作用を得たい場合は、GABA配合、もしくは機能性表示食品と書かれたバナナを購入することをおすすめします。(※7、8、9、10)
(*寝る前のバナナについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②美肌や骨・筋肉に良い
バナナを夜に食べると、美肌効果が得られ、骨・筋肉の再生も活性化します。バナナを食べて睡眠の質が向上すると、睡眠中の成長ホルモンの分泌が促進されます。成長ホルモンは、皮膚・骨・筋肉などの再生を促すホルモンです。成長ホルモンにより新陳代謝も促進されるため、細胞の生まれ変わりがスムーズに進み、アンチエイジングに役立ちます。
なお、バナナとともに乳製品などのカルシウムの豊富な食品を摂ると骨の合成がより活性化するため、骨粗鬆症の予防に効果的です。また、美肌効果を高めるためにはビタミンCやビタミンE、筋肉合成を促すためにはタンパク質を併せて摂ることがおすすめです。(※11、12、13、14)
③足をつりにくくなるとの意見も
バナナを夜に食べると、足がつりにくくなる効果もあるようです。睡眠中に足がつるのは、ナトリウムやマグネシウムなど体内のミネラルバランスが崩れることが原因のひとつです。バナナに豊富に含まれるカリウムは、過剰なナトリウムを排出して体内のミネラルバランスを整える作用があります。
また、バナナはカリウムだけでなくマグネシウムも豊富に含む果物です。マグネシウムは、体内のカルシウムと拮抗して筋肉の収縮・弛緩を調節します。これらのミネラルを寝る前に摂取することで、筋肉の緊張をほぐし、睡眠中に足がつりにくくなる効果が得られます。(※15)
バナナをダイエット目的で食べる場合はいつが良い?
バナナをダイエット目的で食べる場合は、いつ摂ると良いのでしょうか。ここでは、ダイエットに効果的なバナナの食べ方や食べるタイミングについて紹介します。バナナダイエットの効果がいつ頃から現れるのかも併せて紹介するので、参考にしてください。(※16)
バナナをダイエット目的で食べる場合は朝がおすすめ
バナナをダイエット目的で食べる場合は、朝に食べることが効果的です。なお、バナナでダイエット効果を得るためには、以下のポイントを参考にしてください。
・朝食を1~2本のバナナに置き換える
・昼食の3~4時間前に食べる
・2~3ヶ月ほど継続する
いつもの朝食を1~2本のバナナに置き換えると効果的にエネルギーが産生され、体温が上がり、代謝もスムーズに回転します。バナナは消化吸収が早い果物なので、昼食の3~4時間前のタイミングで摂取すると空腹を感じにくくなります。なお、バナナダイエットの効果は2~3ヶ月後から現れるので、少なくともこの期間は続けることが大切です。
(*朝バナナダイエットの効果・方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)