朝にバナナは食べない方が良い?デメリットや正しい食べ方も紹介!
朝にバナナは食べない方が良いと言われることがありますが、なぜでしょうか?今回は、朝にバナナは食べない方が良いと言われる理由・デメリットを、朝にバナナを食べるダイエット的メリット・効果と比較して紹介します。朝のバナナのダイエット向きな食べ方・ポイントも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
②血糖値の上昇を緩やかにする
バナナは食後の血糖値が緩やかに上昇するため、ダイエットに効果的です。血糖値が緩やかに上昇することで、血糖値を下げる働きを持つインスリンの分泌量が抑えられ、体内で脂肪を蓄えにくくなります。(※7)
③整腸効果・便秘解消
バナナに含まれる食物繊維の整腸効果によって、便秘の解消が期待できます。バナナに含まれる不溶性食物繊維は、大腸で発酵・分解することで善玉菌が増えるため、腸内環境の改善に効果的です。
不溶性食物繊維は胃腸内で水分を吸収して膨らみ、腸のぜん動運動を活性化させて便通を促します。さらに腸のぜん動運動は、朝に最も大きく動くことが研究により明らかになっているため、朝にバナナを食べることは便秘の解消に効果的です。(※8)
(*バナナの効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
朝のバナナのダイエット向きな正しい食べ方は?
バナナは朝に食べると様々なメリットがありますが、バナナのカロリーや糖質は低くありません。そこでダイエット効果を高められる、朝のバナナの食べ方を3つ紹介するので参考にしてください。
①1日1本で食べ過ぎない
ダイエットが目的の場合はバナナは1日1本で、食べ過ぎないことが大切です。バナナ1本には、グリーンキウイ2個に相当するカロリーが含まれています。また、バナナを食べ過ぎて体を冷やしたり、倦怠感などの高カリウム血症の症状が現れたりしないように注意が大切です。
②バナナだけではなく栄養バランスを考えられるとベスト
朝食はバナナだけではなく、以下のような食品も食べて1食の栄養バランスを整えるようにしましょう。
・ヨーグルト
・牛乳
・キウイ
バナナと一緒にヨーグルトや牛乳を摂ると、バナナに不足するタンパク質や脂質を補う上に、必須アミノ酸のトリプトファンの合成を促進できます。トリプトファンを摂取することで、糖質やタンパク質の代謝に必要な水溶性ビタミンB群のナイアシンを合成できるため、ダイエットに効果的です。
また、1個50kcalほどの低カロリーで、バナナの2倍ほどの食物繊維を含むキウイもダイエットにおすすめできます。(※9)
(*朝ごはんにバナナだけがいけない理由について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③常温の水・白湯や体が温まる食べ物も取り入れる
朝にバナナを食べる際は、一口ごとに常温の水や白湯をすするように飲むと、消化に良く代謝を高められます。さらに以下のような食べ物と一緒にバナナを食べると、体を温める効果でダイエットの成果を得やすいため参考にしてください。
・チョコレート
・チーズ
・りんご
チョコレートに含まれるテオブロミンは血管を拡張し、血流を改善する効果があるため、体温を高めて代謝が良くなります。チーズにも血行促進の他、酵素の成分には体を温める作用もあるため、クリームチーズなどでバナナと食べ合わせてみましょう。また、寒い地域で穫れるりんごも体を温める効果があります。
(*朝バナナダイエットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
朝にバナナを食べる時の注意点を押さえておこう
朝にバナナを食べるときは1日1本で、バナナと一緒に消化に良い食品を摂り、栄養バランスを考えることが大切です。むくみや便秘を解消する他に、血糖値を緩やかに上げてダイエットに効果的なバナナを朝に食べ、1日の良いスタートを切りましょう。