妊婦にトマトがおすすめ？妊娠中のつわり改善に効く？ジュースでも大丈夫？

ビスフェノールAはプラスチックの原料で、缶詰の内側にも缶の腐食や金属が溶け出すのを防ぐため塗られています。特にトマトは酸を含む野菜なので、その影響でビスフェノールAが少量ながら缶から中の食品に移行し、食べたものから摂取してしまう可能性があります。

ビスフェノールAは微量であっても胎児の健康に影響が出たり、出生後の赤ちゃんに多動や不注意・不安・攻撃性・自閉性症状などが現れるといった情報もあるので、妊娠中には缶入りの食品は避けた方が賢明です。もしトマト缶を食事に使いたい場合は、かかりつけの病院に相談するか、紙パックに入ったものを使いましょう。

(＊トマト缶の危険性について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

トマトには妊娠中に積極的に摂取したい栄養素が豊富に含まれる野菜なので、トマトを摂取するための妊娠中におすすめなトマト料理のレシピを紹介します。

トマトには皮に一番栄養があると言われています。こちらのレシピではトマトを皮ごと使い、食物繊維豊富なゴボウなどと一緒に煮込んで作ります。生姜やネギも入っているので、体が温まり冬の食事におすすめのスープです。

ミニトマトとほうれん草・ベーコンを具材にしたパスタのレシピです。醤油とバターの風味が食欲を誘ってくれるので、妊娠中で食欲のない時にもおすすめできます。トマトの赤・ほうれん草の緑がきれいな彩りのいいパスタです。

ホタテとはんぺんを混ぜてすり身を作り、フライパンで焼いてソテーにしたレシピです。これに湯むきしたフルーツトマトにオリーブオイルなどと混ぜたソースをかけています。酸味があってフレッシュなトマトソースが、つわりの時期でも食べやすい一皿です。