妊婦・妊娠中はサーモンNG？生刺身が危険？食べてしまった時の対処法も！
妊娠中・妊婦はサーモンを食べても大丈夫なのでしょうか？今回は、妊婦や妊娠中にサーモンを食べてもいいのかを、〈リステリア菌〉など懸念点や〈寿司＆刺身〉など生を避けて加熱するなど食べる際の注意点とともに紹介します。妊娠中・妊婦がサーモンを食べてしまった場合の対処法や安全なレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 妊娠中や妊婦はサーモンを食べてもいいの？
- 妊娠中や妊婦はサーモンの食べ方に気をつければ大丈夫
- 妊婦がサーモンを食べる際の懸念点は？
- ①リステリア菌
- ②腸炎ビブリオ・ノロウイルスなどによる食中毒
- ③水銀
- 妊婦や妊娠中にサーモンを食べる場合の注意点は？
- ①サーモンを食べる量は1日に80gまで
- ②刺身・炙り・寿司など生は避けて十分に加熱して食べる
- ③塩分の多い調味料・調理方法を避ける
- 妊婦・妊娠中にサーモンを食べてしまった・食べ過ぎた場合の対処法は？
- 心配な場合は病院に行くのが安心
- 妊婦・妊娠中にサーモンを食べるメリットもある？
- ①DHA・EPA
- ②ビタミンD
- ③ビタミンB
- ④タンパク質
- 妊娠中・妊婦でも安心なサーモンを使ったレシピを紹介！
- ①サーモンの味噌クリーム煮
- ②サーモンソテーのレモンタルタルソースがけ
- ③揚げないサーモンフライ
- 妊娠中・妊婦がサーモン以外にも妊娠中に気を付ける食べ物は？
- 妊婦や妊娠中のサーモンは食べ方に気をつけよう
妊娠中・妊婦でも安心なサーモンを使ったレシピを紹介！
妊娠中でも食べても問題ない、サーモンを使ったレシピを紹介します。妊娠中は体重管理が難しく、栄養価の高い魚料理は強い味方となってくれます。サーモンは購入しやすい魚なので、ぜひ活用してみてください。
①サーモンの味噌クリーム煮
クリーム煮は味噌を加えることで濃厚で味わいも和風となり、味噌の栄養価も摂取できます。野菜はたっぷり食べられるため、便秘に悩みがちな妊娠中にはおすすめのレシピです。
②サーモンソテーのレモンタルタルソースがけ
脂の乗ったサーモンは、シンプルにソテーすることで美味しく食べられます。タルタルソースにレモンを加えることで、後味がさっぱりとするので試してみてください。レモンは皮も使うため、ワックスのついていないものを選ぶようにしましょう。
③揚げないサーモンフライ
妊娠中は体重管理の必要があるため、フライは揚げずに作るのがおすすめです。揚げ焼き状態にして作りますが、脂がのったサーモンならごく少量の油でも充分美味しく作れます。
妊娠中・妊婦がサーモン以外にも妊娠中に気を付ける食べ物は？
妊娠中に注意すべき食べ物の中には、以下のものが挙げられます。
・刺身や生肉、生卵などの生物
・マグロなどの水銀を含む魚
・昆布
・ひじき
・鰻などの動物性ビタミンAを多く含むもの
サーモンと同じく、刺身や生肉など生で食べる食べ物はリステリア菌に感染する可能性があるため、妊娠中は避けた方が良いでしょう。チーズケーキなども、チーズを加熱せずに作るレアチーズケーキやティラミスは避けた方が無難です。妊婦はリステリア菌に感染するリスクが妊娠していない時に比べて高く、胎児への影響も懸念されます。
また、動物性ビタミンAは妊娠初期に摂取し過ぎると胎児の形態異常が起こりやすくなることがわかっています。しかし、ビタミンAは赤ちゃんにとっても必要な栄養であるため、植物性ビタミンAを摂取するようにしましょう。（※10）
(＊妊娠中のいくらやあん肝について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)