アボカドが赤いのは危険？表面や皮の内側の点々はカビ？食べれる？

アボカドの中が変色している時は腐っている可能性が高いですが、他にもアボカドが腐ると以下のような特徴が現れます。

・異臭がする
・皮が真っ黒に変色する
・カビが生えている
・ぶよぶよと不自然に柔らかい

アボカドは腐るとハリのある弾力がなくなり、ぶよぶよして柔らかくなります。表面も真っ黒く黒ずみ、中も全体的に黒っぽく変色します。表面にカビが生えることも多く、酸化したような匂いや酸っぱい匂いなど、不自然な異臭がするのも腐った時の特徴です。

（＊アボカドの賞味期限と腐った時の特徴について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

アボカドが変色するのを防ぐ、代表的な方法を以下に紹介します。

・レンジで加熱する
・レモン汁を加える
・ごま油を塗る
・酢を塗る
・種を外さない

アボカドは加熱すると酸化しなくなるので、加熱調理することがわかっている場合は、切ってすぐにレンジで加熱する方法がおすすめです。熱によって変色の原因になるポリフェノールオキシターゼを、簡単に壊すことができます。また、抗酸化力のあるレモン汁を加えることで変色を防ぐ方法もあります。

切り口に塗ったり、カットしたアボカドをレモン汁で和えたりして、変色を予防する方法です。さらに、ごま油を切り口に塗れば、空気とアボカドが触れるのを防げるので酸化による変色を予防できます。酢に含まれている酢酸も、酸化を防止する働きがあるので、切り口に塗るだけで変色を防ぐ頃ができます。

他にも、アボカドの種には切り口の酸化を抑える働きがあるので、アボカドの種を残すのも効果的です。半分にカットしたアボカドは、種をつけたままラップして保存することで、切り口の酸化や変色を抑えられます。

アボカドの変色を防ぐためには、上手な保存方法を知っておくことも大切で、アボカドの状態に応じた適切な保存方法を以下に紹介します。

・追熟前：常温保存
・追熟後：冷蔵保存
・長期保存したい場合：冷凍保存

まだ熟していない追熟中のアボカドは、常温で保存してしっかり熟させながら保存する方法がおすすめです。熟した後のアボカドは、そのまま常温に置くとすぐに腐ってしまうので、冷蔵保存します。また、熟す前のアボカドを冷蔵庫に入れてしまうと、低温障害がおこり変色する場合もあるので気を付けてください。

追熟したアボカドを長期間保存したい時は、使いやすいサイズにカットして冷凍庫で保存します。

（＊アボカドの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）