焼き芋は体に悪い?食べ過ぎ・毎日食べるのNG?1日の適量も紹介!
焼き芋は体に悪いとされる理由を知っていますか?毎日食べるのはNGでしょうか?今回は、焼き芋が体に悪い・食べ過ぎNGとされる理由や適量食べた時のメリットを紹介します。焼き芋の体に悪くない効果的な食べ方も1日の摂取量の目安とともに紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
焼き芋は冷やしてから食べると、太りにくくなり便秘の解消にも効果的です。焼き芋を冷やすことで、さつまいもに含まれるでんぷんがレジスタントスターチと呼ばれる物質に変化してGI値が下がり、食後の血糖値が上がりにくくなります。また、レジスタントスターチはコレステロール値の上昇を抑制するほか、排便を促すことでダイエット効果も期待できます。
またでんぷんがレジスタントスターチに変化した冷えた焼き芋は、脂肪になりにくい点もメリットのひとつです。焼き芋をまとめて作って冷凍しておき、半解凍で食べると太りにくく、甘味とねっとりした食感の両方が楽しめるのでおすすめです。(※5)
③皮ごと食べる
焼き芋を皮ごと食べると摂取できる栄養素が多くなり、より高い健康効果が期待できるでしょう。さつまいもの皮近くで見られる白く粘り気のあるヤラピンと呼ばれる成分は、腸の蠕動運動を促進して便秘の解消に役立ちます。さらに、ヤラピンにはさつまいもの消化を促すことで、おならの発生を抑制する作用もあります。(※6)
(*焼き芋を皮ごと食べるメリットについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
焼き芋は体に悪いだけではない?適量食べた時のメリットは?
焼き芋は食べ過ぎると消化不良を起こす可能性があるものの、適量を食べて得られるメリットも多いです。ここでは焼き芋を適量食べるメリットを、具体的に説明します。
①肌荒れ・ニキビへの効果
さつまいもに含まれる食物繊維を適量摂取すると腸内環境の改善に繋がり、肌荒れやニキビの改善効果が期待できます。またさつまいものにはクロロゲン酸やりんごの約7倍のビタミンCが含まれているので、抗酸化作用によりアンチエイジングにも役立ちます。(※7、8、9)
②便秘解消・ダイエット効果
さつまいもに含まれる腸内環境を整える食物繊維やヤラピン、レジスタントスターチの働きによって、便秘解消の効果が期待できます。またさつまいもに含まれるクロロゲン酸には脂肪燃焼作用があるので、ダイエット効果も見込めます。食物繊維が豊富な焼き芋は少量でもお腹いっぱいになるので、食べ過ぎの防止にも役立つでしょう。
(*焼き芋のダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③むくみ解消
焼き芋に含まれるカリウムは、むくみの解消効果が期待できる栄養素です。焼き芋には100gあたり約540mgものカリウムが含まれており、体内の余分なナトリウムの排出を促してむくみの解消に役立ちます。むくみを解消することで、水太りや冷え性の改善にも繋がります。(※10)
(*焼き芋の効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
焼き芋の食べ過ぎは体に悪いが適量食べれば良い効果もある
焼き芋は体に悪いと言われていますが、食べ過ぎなければ問題ありません。むしろ適量の焼き芋を毎日食べることで、健康や美容に良い効果があります。焼き芋を食べ過ぎると消化不良を起こして体に悪いので、食べ方に気をつけて健康維持に役立てましょう。