キムチのプリン体は多い?痛風・尿酸値への影響は?食べ方に注意すべき?
キムチのプリン体は多いのでしょうか?痛風への影響が気になりますよね。今回は、キムチのプリン体が〈尿酸値・痛風〉へ与える影響に加えて、健康に考慮した食べ方も紹介します。キムチの他にプリン体に注意すべき食べ物や尿酸値を下げる方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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キムチのプリン体は多い?食べ過ぎはNG?
プリン体と聞くと、身体に悪影響を及ぼすイメージをいだく人が多いかもしれません。健康食品として知られているキムチにも、プリン体が含まれています。ここでは、プリン体とは何か、摂り過ぎるとどうなるかについて紹介します。
そもそもプリン体とは?摂り過ぎるとどうなる?
プリン体とは肉や魚、野菜、穀物などの動植物に含まれている旨味成分の一種で、人間も体内でプリン体を生成しています。
通常、プリン体は体内で代謝される過程で尿酸に変換され、体外へと排出されるのが特徴です。しかし、過剰にプリン体を摂取し続けると尿酸値が上がり、尿酸が高濃度状態になると体内で結晶化します。これが関節に沈着することで炎症を引き起こし、痛風を引き起こします。(※1)
キムチのプリン体は多い?尿酸値・痛風へ与える影響は?
ここでは、キムチのプリン体の含有量が多いか否かに加えて、尿酸値・痛風へ与える影響について紹介します。また、キムチの摂取量の目安も併せて紹介するので、食べる際の参考にしてみてください。
キムチのプリン体は少ないため尿酸値・痛風には影響を与えない
キムチは、プリン体をほとんど含まない白菜を主原料としているので、プリン体が多い食品ではありません。そのため、キムチを普通に食べる範囲では、特に問題はないと言われています。しかし、食べ過ぎてしまうと尿酸値や痛風に対して影響を与える恐れがあるので、注意しましょう。
ただしキムチの塩分量には注意が必要
ただしキムチは塩分量が高いため、食べ過ぎると塩分の過剰摂取による悪影響が懸念されます。塩分過多になると、以下のような病気の原因に繋がります。
・高血圧による脳卒中、心筋梗塞、心不全、動脈硬化
・骨粗しょう症
・腎不全
・胃がんの発生リスクの高まり
キムチはプリン体の含有量は少ない一方で、塩分が高い食品です。塩分の過剰摂取は、上記のように人体に様々な悪影響を与えます。また、痛風の人が塩分の多い食事を食べ続けると、高血圧や高脂血症などが悪化するリスクが高まります。
キムチの1日の摂取量目安は、50gの小鉢一杯程度です。キムチを食べる際は食べ過ぎに注意し、健康的な食べ方を心がけて1日の適量をしっかりと守りましょう。(※2、3)
(*キムチの塩分について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
キムチの他にプリン体に注意すべき食べ物はある?
キムチの他にプリン体に注意しなければならない食べ物は、以下の通りです。
・レバー
・アンコウの肝
・白子
・青魚の干物
・納豆
・するめいか
・牡蠣
これらはプリン体が多い食べ物のため、既に痛風の人や尿酸値が高い人にはおすすめできません。また、これらの食品とキムチの食べ合わせは、尿酸値を上げ痛風のリスクを高めます。特に、納豆はキムチと一緒に食べる人が多いので、食べ過ぎにならないように注意が必要です。
(*痛風で食べてはいけないものと納豆の尿酸値について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)