ナタデココのカロリーはゼロ？栄養価やダイエット効果にくわえレシピのおすすめも紹介！

白くて四角いナタデココは、それだけを見ると何からできているのかわかりにくいものです。ナタデココは一体何からできているのか、どのように作られているのか、紹介します。

ナタデココは、ココナッツの実を割った時に出てくる「ココナッツ水」、酢酸菌の一種である「ナタ菌（アセトバクター・キシリナム）」、砂糖でできた、フィリピンの伝統的な食べ物です。主な原料であるココナッツ水にナタ菌、砂糖を加えて２週間程度発酵させ、煮てからサイコロ状に切れば、ナタデココになります。つまり、ナタデココは発酵食品なのです。

（＊ナタデココの原料について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

低カロリー・低糖質なイメージが強いナタデココですが、実際のカロリーや糖質はどれくらいなのでしょうか。よく似ていると言われるアロエとも比較して紹介します。

※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています（※1）

ナタデココは99％が水分で1％が食物繊維と言われている通り、ほとんどが水分です。しかし、ココナッツ水にココナッツの糖分が少し含まれていたり、ナタデココを作る過程で砂糖が加えられたりすることから、カロリーや糖質も0ではありません。ナタデココ1粒は3g程度なので、1粒あたりのカロリーは、2kcal程度となります。

多肉植物の葉の皮を剥いたものであるアロエに対して、ナタデココはココナッツ水や砂糖を発酵させたものなので、ナタデココの方がカロリーや糖質が高くなっています。カロリーや糖質などの栄養価を比べると、ナタデココよりもアロエの方がダイエットに向きに見えますが、ナタデココにはアロエにはない様々な効果があります。

また、1粒あたりの栄養価で考えると、ナタデココも非常に低カロリー・低糖質です。

ナタデココは、ただ低カロリー・低糖質というだけではなく、ダイエットにも効果的な食べ物です。ナタデココが持つ5つのダイエット効果を紹介します。