キヌアのカロリー・糖質は?ダイエット効果や食べ過ぎの注意点も解説!
【管理栄養士監修】キヌアのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、キヌア(100g)のカロリー・糖質量を〈炊いた後・炊く前〉別に〈白米・玄米・発芽玄米〉と比較しながら紹介します。キヌアの栄養価・効能やダイエットへの効果・活用方法にくわえ、食べ過ぎの注意点も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
- キヌアとは?
- キヌアのカロリー・糖質は?【白米などと比較】
- キヌア(炊く前)のカロリー・糖質
- キヌア(炊いた後)のカロリー・糖質
- キヌアの栄養価と効能は?ダイエット効果あり?
- ①タンパク質
- ②食物繊維
- ③葉酸
- ④カリウム
- ⑤マグネシウム
- ⑥ビタミンB2
- ⑦ビタミンB6
- キヌアがダイエット向きの理由とは?
- ①GI値が低い
- ②食物繊維が豊富
- ③栄養豊富なスーパーフードである
- キヌアのダイエットへの活用方法は?
- ①白米の一部を置き換えて炊く
- ②茹でたキヌアをトッピングする
- ③スープに入れる
- ④粉にしておやつ作りに活用する
- キヌアを取り入れる際の注意点は?食べ過ぎ注意?
- ①サポニンの毒性
- ②食べ過ぎると下痢・便秘になることがある
- 1日の摂取量の目安
- キヌアのダイエット活用レシピ
- ①ひじきとキヌアのサラダ
- ②キヌアと玉ねぎのガリバタ炒め
- ③キヌアパン
- キヌアのカロリーに注意して食べよう
続いて、キヌアがダイエット向きの食材である理由を、カロリー・糖質以外の面から紹介します。
①GI値が低い
GI値 | |
キヌア | 53 |
白米 | 84 |
玄米 | 55 |
発芽玄米 | 54 |
GI値とは、食べ物を食べた時の血糖値の上がりやすさを表した数値です。血糖値が急上昇すると体に脂肪が付きやすくなるので、ダイエット時はカロリーや糖質量だけでなくGI値を意識しておく事も重要です。
GI値が55以下の食品は低GI値食品に分類されるので、数値が53のキヌアも血糖値が上がりにくくダイエット向きの食品と言えるでしょう。(※9)
②食物繊維が豊富
キヌアには、水溶性・不溶性両方の食物繊維が豊富に含まれています。水溶性食物繊維は便の水分を増やし、不溶性食物繊維には便のかさを増して腸内を刺激するので、どちらにも便秘解消に効果が期待できます。
腸内環境の乱れも脂肪を蓄えやすくなる原因となるので、ダイエット中は腸内環境も整えておきましょう。(※3)
③栄養豊富なスーパーフードである
キヌアはさまざまな栄養が含まれたスーパーフードと呼ばれており、栄養補給だけでなくダイエット面でも効果が期待できます。キヌアに多く含まれるビタミンB1・B2は糖質・脂質の代謝を助けますし、体内の酸素を運搬するのに必要な鉄分も含まれるのでエネルギーの代謝効率アップします。
ダイエットは、栄養素をバランス良くとりつつ、余計な脂質・糖質を体に溜めないで代謝させることが重要なので、キヌアはまさにダイエットフードと言えますね。(※7、10)
キヌアのダイエットへの活用方法は?
ここからは、キヌアのダイエットへの活用方法を紹介します。キヌアダイエットは
・1食につき乾燥状態で20g
・毎食取り入れる
の二点を守って継続的にやり続けるのがポイントです。すぐに効果がでるわけではないので、直近で効果なしでも、適度な運動もしつつやり続けましょう。取り入れ方のポイントを以下にまとめたので参考にしてください。
①白米の一部を置き換えて炊く
炊いた後は白米よりもキヌアの方が低カロリー・低糖質なので、白米の一部を置き換えるのもおすすめです。キヌアは白米ほど粘り気が無く、白米を混ぜないと食べにくくなるので置き換える量には注意しましょう。主食の量を減らさずにカロリーや糖質をカットしたい方におすすめです。
②茹でたキヌアをトッピングする
茹でたキヌアを、サラダなどにトッピングする方法もあります。トッピングに使用する際は、白米に混ぜずキヌアだけで炊くようにしましょう。プチプチ食感がプラスされて、サラダの満足感をヘルシーにアップしてくれます。
③スープに入れる
ヘルシーにキヌアと取り入れたいなら、スープの具材として活用するのもおすすめです。スープは野菜の食物繊維やビタミンを摂取できるダイエット向きのメニューですし、キヌアでボリュームアップすれば低カロリーのまま満腹感も得られます。トマトには脂肪燃焼効果も期待出来るので、こちらも併せて活用してみてください。
④粉にしておやつ作りに活用する
キヌアは炊いて活用する事が多いですが、粉状にすれば小麦粉の代わりとして使用する事も出来ます。血糖値が上がりにくい低GI食品のキヌアは、小麦粉に比べて脂肪を溜めにくいのでダイエット中にはぴったりです。ダイエット中でもお菓子を我慢したくない人におすすめの活用法です。