コーヒーの健康効果とは?飲み過ぎると副作用も?1日の適量やアレンジのおすすめなど紹介!
【管理栄養士監修】コーヒーにある効果・効能を知っていますか?今回は、〈風邪防止・疲労回復〉など、コーヒーの栄養成分の健康・美容への効果効能を、おすすめの飲み方とともに紹介します。コーヒーを飲み過ぎる注意点も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- コーヒーは体に良い?悪い?
- コーヒーの効能は?健康に効果あり?
- ①肥満防止
- ②血液をサラサラにする
- ③心臓病や脳卒中を予防
- ④高血圧を予防する
- ⑤リラックス効果
- ⑥糖尿病の予防
- ⑦老化防止
- ⑧便秘の改善
- コーヒーの飲み過ぎはNG?理由は?
- カフェインの過剰摂取による副作用
- コーヒーは1日何杯まで飲んでいいの?毎日は体に悪い?
- 1日に3杯程度が目安
- 毎日飲んでも問題ない
- コーヒーの効果的な飲み方は?
- ①インスタントではなくドリップコーヒーで飲む
- ②運動の前に飲む
- ③浅煎りと深煎りを両方飲む
- ④食事と一緒に飲む
- コーヒーのおすすめアレンジ方法
- ①コーヒーとチョコレートを一緒に食べる
- ②コーヒーにきな粉を加える
- ③牛乳の代わりに豆乳を使う
- ④コーヒーに酢を加える
- ⑤コーヒーに焼酎を加える
- ⑥コーヒーにレモンを加える
- ⑦コーヒーに緑茶を加える
- コーヒーの効果・効能をうまく取り入れよう
コーヒーの成分の中でも特に多くの健康効果を持つポリフェノールは、ドリップコーヒーの方がインスタントコーヒーに比べて5倍も多く含まれることが知られています。インスタントコーヒーは手間がかからず便利ですが、健康のためにはできるだけドリップコーヒーを選ぶようにしましょう。
②運動の前に飲む
コーヒーに含まれるカフェインとポリフェノールには、脂肪の燃焼を助ける働きがあります。そのため、運動する前にコーヒーを飲んでおくと、運動による脂肪燃焼効果をより高めることができます。ダイエットや健康維持のために脂肪を減らしたい場合には、コーヒーを1杯飲んでから運動する習慣をつけると、効率的に脂肪を減らすことができるでしょう。
③浅煎りと深煎りを両方飲む
コーヒー豆に含まれる成分は、コーヒーの焙煎時間によって変化することが知られています。焙煎時間が短い浅煎りのコーヒーにはポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が多く含まれ、焙煎時間が長い深煎りのコーヒーにはニコチン酸が多く含まれるのが特徴です。
煎り方によって成分の量に差があるので、浅煎りと深煎りを両方飲むことで様々な成分をバランスよく取り入れることができます。
④食事と一緒に飲む
特に脂っこい食事を食べる時にはコーヒーを一緒に飲むのがおすすめです。コーヒーに含まれるポリフェノールの作用で、血液がドロドロになるのを防ぐことができるでしょう。そのほかにも、コーヒーには肝機能を保護する効果もあるため、食事と一緒にお酒を飲む場合にはより効果的です。
(*コーヒーのダイエット向きの飲み方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
コーヒーのおすすめアレンジ方法
コーヒーは他の食材を組み合わせることで、より健康に良い効果を発揮する場合があります。コーヒーを飲んで健康な体を手に入れたい場合は、アレンジ方法を知っておくと良いでしょう。ここでは、おすすめのアレンジ方法をいくつか紹介します。
①コーヒーとチョコレートを一緒に食べる
コーヒーはチョコレートとよく合うので、コーヒーと一緒に好んで食べる方も多いかもしれません。実は、このコーヒーとチョコレートの組み合わせは、健康増進のためにも非常に良い組み合わせです。
コーヒーとチョコレートにはいずれもポリフェノールが豊富に含まれているため、一緒に食べるとアンチエイジング効果や脂肪燃焼効果などを高めることができます。ポリフェノールは、特に高カカオチョコレートに多く含まれているので、チョコレートを選ぶときはカカオの量を意識してみると良いでしょう。
また、チョコレートをコーヒーに溶かして飲むと、チョコレートとコーヒーの香りを同時に楽しめる美味しい飲み物に変身します。ただし、コーヒーとチョコレートにはいずれもカフェインが含まれているので、カフェインの過剰摂取には気を付けましょう。
②コーヒーにきな粉を加える
コーヒーには、きな粉を加えて飲むのもおすすめの飲み方です。きな粉とコーヒーは合わないように感じるかもしれませんが、実際にはきな粉の香りはコーヒーと相性が良く、きな粉を入れることで和風のアレンジを楽しむことができます。
きな粉には、食物繊維やタンパク質のほか、女性の美容や健康に良い効果をもたらすイソフラボンが含まれています。これらの成分はコーヒーにはほとんど含まれていないため、きな粉を加えることで栄養バランスを良くすることができるでしょう。
なお、きな粉はコーヒーには溶けないため、飲むときはスプーンで混ぜながら飲むと飲みやすくなります。さらに黒糖や豆乳などを加えて飲むと、まろやかな和風の味わいを楽しむことができるでしょう。
③牛乳の代わりに豆乳を使う
コーヒーには牛乳を合わせる方も多いですが、健康のためには牛乳を豆乳に変えるのもおすすめです。豆乳には、牛乳の10倍の量の鉄分が含まれているほか、女性ホルモンのバランスを整えるイソフラボンも含まれています。
特に女性は鉄分が不足したり、女性ホルモンのバランスが崩れたりすることが多いので、牛乳の代わりに豆乳を使うことで体の調子が整う可能性もあるでしょう。
(*豆乳の栄養価や効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)