ヨーグルトは太る?太らない?痩せない原因やダイエット向きの食べ方を紹介!
【管理栄養士監修】ヨーグルトを食べると太るのでしょうか?今回は、ヨーグルトを食べて太る時の原因や本来あるダイエット効果なども紹介します。〈朝・夜・寝る前〉で太りにくい食べ方・タイミングのほか、商品のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- ヨーグルトは太る?太らない?
- ヨーグルトを食べて太るかは「食べ方」次第
- ヨーグルトで太る時の部位
- ヨーグルトで太る場合の原因は?
- ①食べ過ぎている
- ②糖分が多いヨーグルトを食べている
- ③ヨーグルトに入れるジャム・砂糖など甘味料が多い
- ④夜中・寝る直前に食べている
- ⑤バナナなど糖質の高い果物を入れすぎている
- ヨーグルトは本来太りにくい食品?ダイエット効果はある?
- ①整腸作用がある
- ②満足感があり食べ過ぎ防止につながる
- ヨーグルトのダイエット向きの痩せる食べ方・選び方は?
- ①朝か夜の寝る前3時間に食べる
- ②豆乳ヨーグルトにする
- ③きな粉を入れて食べる
- ④はちみつヨーグルトで食べる
- ⑤水切りヨーグルトにする
- ヨーグルトのダイエット向きの商品のおすすめ
- ①フジッコ カスピ海ヨーグルト脂肪ゼロ(34kcal)
- ②フジッコ 大豆で作ったヨーグルト(46kcal)
- ③森永 パルテノ プレーン砂糖不使用(100kcal)
- ヨーグルトの選び方・食べ方には気を付けよう
夜中や寝る直前に食べているのが太る原因になることもあります。夜中の22〜2時頃は脂肪を脂肪細胞に溜め込むたんぱく質が最も多くなる時間帯で、ものを食べると脂肪が蓄積されやすいためです。また食事をすると血糖値の上昇からインスリンが分泌され、糖をエネルギー変え使われないで余ると脂肪として蓄えるので、食後すぐに眠ると太りやすくなるといえます。
⑤バナナなど糖質の高い果物を入れすぎている
果物の入れすぎが原因の場合もあります。バナナやキウイなどの果物は食物繊維が豊富でヨーグルトに入れるのは健康に良いとされていますが、糖質が高いため入れ過ぎて食べていると太ります。ダイエット中は入れないか、入れる場合は量に注意してください。
ヨーグルトは本来太りにくい食品?ダイエット効果はある?
ヨーグルトは本当に太りにくい食品なのか、またダイエット効果はあるのかどうかについて解説します。
①整腸作用がある
ヨーグルトの善玉菌には便秘や下痢を改善する整腸作用があり、ダイエットに効果的といえるでしょう。ヨーグルトに含まれる菌が作り出す酸によって腸が刺激されると蠕動運動が促されます。また死滅した菌は腸の常在菌のエサになり、善玉菌を増やすのに利用されます。
腸内環境が改善し胃腸が活性化すると基礎代謝が高まり、体内の余分な水分等が排出され、便秘や冷え、むくみの改善などの効果が期待できるため、太りにくい体質になるでしょう。(※1)
②満足感があり食べ過ぎ防止につながる
ヨーグルトは満足感があり腹持ちのよい食べ物のため、食べ過ぎの防止につながりダイエットに効果的な食品です。ダイエットの敵は空腹感で、空腹感は血糖値が下がり出すときに感じます。血糖値が急上昇すると下がるのも早いため、ゆっくりと上げる食材(低GI食品)がダイエット向きで健康的と言われています。
無糖のヨーグルトは血糖値の急上昇を招かない低GI食品で、ヘルシーな上に腹持ちのよいダイエット向きの食べ物といえるでしょう。(※2)
住吉彩
管理栄養士
ヨーグルトには体の土台を作ってくれるタンパク質も豊富なので、ダイエット中の方や運動をしている方にはおすすめの食品です。手軽に食べることが出来、スーパーやコンビニでも常備されているので、特に朝食に色んな料理を作れない場合のプラス1品食品としてみてはいかがでしょうか?
(*ヨーグルトのダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ヨーグルトのダイエット向きの痩せる食べ方・選び方は?
ここからはヨーグルトのダイエット向きの太りにくい食べ方や選び方について紹介します。
①朝か夜の寝る前3時間に食べる
ヨーグルトはたんぱく質が豊富な食品で、朝食に摂取するのはダイエットに効果的です。たんぱく質をしっかり朝に摂取すると、消化管ホルモンの働きで脳の満腹中枢が刺激されるため食欲を抑えられます。その効果は4〜6時間継続するため、昼食の量も抑えることができます。
一方、夜にヨーグルトを食べると、腸内細菌が夜間に活性化するのをさらに助けることからダイエットに効果的です。人間の体のリズムの中で夜間の22時〜2時は腸の働きが最も活発になる時間帯で、この時間帯に合わせて善玉菌が働いて腸が刺激されると便秘の改善や老廃物の排泄、有害物質を減らす効果が期待できます。
夜ヨーグルトを食べる場合は夕食後、21時までぐらいがおすすめで、就寝の3時間前には食べ終えるようにしましょう。朝に食べる場合も夜に食べる場合も、毎日食べる習慣をつけることが太りにくい体質作りに役立ちます。(※3、4)
(*寝る前にヨーグルトを食べるメリットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)