ジュースは太る?糖分・糖質が原因?太りにくいダイエット向きの飲み方も紹介!
【管理栄養士監修】ジュースを飲むと太るのかどうか知っていますか?糖分やカロリーが気になります。今回は、ジュースを飲んで太る原因や太りにくい飲み方・注意点を紹介します。ジュースのダイエット向きのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
ジュースの太りにくい飲み方・注意点は?
ジュースには糖分・カロリーが高く、太る原因になることがわかりました。では、ジュースの太りにくい飲み方はあるのでしょうか。ジュースの飲み方について朝・昼・夜の飲んでよい時間帯と、注意点を見ていきましょう。
①1日に1杯(200ml)を目安に飲む
1日の糖分の摂取量はWHOによると、1日の総カロリーの5%未満です。そのため糖分の摂取カロリーはおよそ90~110kcalになるので、野菜、果物、炭酸のジュースなどは1日にコップ1杯200mlほどをおすすめします。
竹本友里恵
管理栄養士
ダイエット中にむくみを気にしている方は水分摂取を避ける傾向がありますが、逆効果なので飲み物の種類を選んで摂取するようにしましょう。特に糖質制限をしている方は、エネルギーが消費される時に肝臓内の水分が消費されるため、水分は多めに摂るのがおすすめです。水分はジュースや甘い炭酸飲料ではなく、お茶やお水、甘くない炭酸水を選ぶ事で、身体の中の老廃物や塩分を排出し、糖尿病や高血圧を改善します。ジュースを飲む場合は量を決めて飲むようにしましょう。
②朝食を野菜ジュースだけに置き換える
朝食を野菜ジュースに置き換えると効率的に栄養補給やカロリー削減ができるため、ダイエット中におすすめです。
ただし、フルーツジュースは果糖が含まれているためダイエット中には注意しましょう。果糖はブドウ糖よりも血糖値が上がりにくいとされていますが、それは果物そのものを食べた時に限ります。ジュースにすると食物繊維が失われるため、血糖値の上昇は清涼飲料水と変わりません。朝食を置き換えるなら、果物なしか少なめの野菜ジュースがおすすめです。
(*野菜ジュースの糖質やダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③夜遅くに飲まない
夕方や夜遅くにジュースを飲むと、消化が不十分のまま就寝してしまうため、消費されることなく脂肪として体に蓄積されます。また、脂肪の蓄積により太るだけでなく、動脈硬化などの生活習慣病になる恐れもあるため、ジュースを飲む時間帯は日中の活動が活発な午後3時ごろまでにしましょう。(※4)
④ゼロカロリーのジュースには要注意
カロリーゼロや糖質ゼロのジュースなら大丈夫と安心してしまいますが、砂糖の代わりに人工甘味料が入っています。人工甘味料は糖質オフを謳っているものが多いですが、糖質量が少なくても血糖値は上昇し、膵臓からインスリンが分泌されます。カロリーや糖質がゼロの商品であっても、太る原因や生活習慣病などの原因になる恐れがあるので要注意です。
ジュースのダイエット向きな種類のおすすめ
炭酸や乳酸菌飲料など高カロリー・高糖質で太ることがわかりましたが、ダイエット中におすすめのジュースはあるのでしょうか。野菜や果物のジュースはどうか、詳しく見ていきます。