野菜ジュースは糖質高くて太る?市販は要注意?ダイエット向きの飲み方も紹介!
【管理栄養士監修】野菜ジュースを飲むと太るのかどうか知っていますか?今回は、野菜ジュースを飲んで太る原因や飲むことで得られるダイエット効果を紹介します。野菜ジュースのダイエット向きの飲み方やレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
野菜ジュースを飲んで太る原因は?
野菜ジュースはたくさんの栄養を摂取することができるため、時間のない朝などに飲む人が多いようです。しかし、市販の野菜ジュースを飲むと太ると言われていますが、それはいったいなぜでしょうか。
①市販の野菜ジュースには糖分・砂糖を含む商品が多い
商品名 | メーカー | 糖質 |
野菜生活100 | カゴメ | 15.4g |
野菜一日これ一本 | カゴメ | 13.7g |
1日分の野菜 | 伊藤園 | 15.2g |
充実野菜 | 伊藤園 | 16.4g |
ビタミン野菜 | 伊藤園 | 15.4g |
市販の野菜ジュースの糖質は、1本200㏄あたり15g前後で、意外にも結構な糖質が含まれています。毎日健康のために1本だけ飲んでいるとしても、知らず知らずのうちに結構な糖質を摂取していることになり、太る原因になっているのかも知れません。野菜ジュースは栄養を補ってくれますが、ダイエット中の場合には糖質量もチェックして選ぶようにしましょう。
(*市販の野菜ジュースのカロリーランキングについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②飲み過ぎている
野菜ジュースの飲み過ぎにも注意が必要です。市販の野菜ジュースには糖質が多く含まれているため、血糖値があがり、糖尿病のリスクも高くなってしまいます。野菜ジュース1本に含まれる糖質はだいたい15gほどですが、これはガムシロップ約2個分にもあたるのです。野菜ジュースを飲み過ぎると太ると言われている理由はここにあります。
(*野菜ジュースの飲み過ぎについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
野菜ジュース(市販)の注意点は?
市販の野菜ジュースを飲む際には、糖質量以外に、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。
砂糖不使用と記載されても糖分0ではない
市販の野菜ジュースの中には砂糖不使用と書かれたものもたくさんありますが、これにも注意が必要です。砂糖不使用でも、糖質量が0という訳ではなく、他の糖質が含まれるためです。野菜や果物にも糖質は含まれ、特に果物の糖質量はかなり多いものもあります。
飲みやすくするために、果物の含有量が多ければ、野菜や果物由来の糖質であっても糖質量が高くなってしまう傾向にあるので、記載内容を確認する必要があるでしょう。
竹本友里恵
管理栄養士
野菜ジュースは様々な栄養素が手軽に摂取できますが、普段の食事で野菜をバランスよく摂るように心がけましょう。特に野菜ジュースは飲みやすくするために人工甘味料などの食品添加物を加えている事が多く、長期的な摂取はガンや生活習慣病を引き起こす恐れがあります。製造過程で食物繊維やビタミンCの量は減少している商品が多いので、野菜ジュースはあくまで補助食品として活用し、健康的な食生活を意識するのがオススメです。
(*野菜ジュースの飲み方やおすすめの市販商品ついて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)