ジュースは太る?糖分・糖質が原因?太りにくいダイエット向きの飲み方も紹介!
【管理栄養士監修】ジュースを飲むと太るのかどうか知っていますか?糖分やカロリーが気になります。今回は、ジュースを飲んで太る原因や太りにくい飲み方・注意点を紹介します。ジュースのダイエット向きのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
トマトジュースはコップ1杯で34kcal、リコピン、カリウム、ビタミンC、食物繊維を含みます。リコピンは15~28mg含み、抗酸化作用や善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らす効果が期待できます。カロリーや糖質も低いため、ダイエット中におすすめです。(※5)
(*トマトジュースの栄養価やダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②バナナジュース
バナナジュースはコップ1杯で131kcalで、バナナには水溶性食物繊維が多く、整腸作用や余分なコレステロールの排泄をします。バナナに含まれる糖分は、果糖・ショ糖・ブドウ糖があり、消化の早い果糖・ブドウ糖がエネルギーに変わるため、体内ですぐにエネルギーとなります。
また、ゆっくり消化されるショ糖により、腹持ちが持続し、朝の時間が無いときのエネルギー補給におすすめです。(※6)
(*バナナジュースのカロリーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③グレープフルーツジュース
グレープフルーツジュースはコップ1杯で80kcalで、ビタミンCやカリウムを多く含みます。ビタミンCは100g当たり38mgと、他の果物ジュースと比べても多く、オレンジジュースの1.7倍です。グレープフルーツの果皮や皮の内側の白い部分はペクチンを含んでいますが、糖分の吸収を抑制して血糖値の上昇を抑え、コレステロール値を下げる働きがあります。
また、香り成分のリモネンが含まれ、リラックス効果や血流の流れを良くする働きがあります。交感神経の働き活性化させ脂肪を分解する酵素が活発に働き、脂肪の分解・燃焼を促す作用にも期待できるでしょう。(※7、8)
(*グレープフルーツのカロリーや栄養成分について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
④果汁100%オレンジジュース
果汁100%オレンジジュースはコップ1杯で84kcal、ビタミンC、葉酸、カリウムを含みます。柑橘系に多く含まれるポリフェノールの一種のヘスペリジンは、血管機能向上、抗酸化作用、心臓病のリスクの低下などが期待されます。果汁100%ジュースは濃縮還元と、ストレートのタイプが2つです。
濃縮還元は果汁から水分を抜いた後、再度水分を足し、香料や栄養剤が添加されているため、ストレートよりビタミンCが多く含まれます。ストレートタイプは果実を絞って、ほとんど加工されないのでそのままの味わいが楽しめます。カロリーはどちらも変わりませんが、濃縮タイプは砂糖が加えられる場合もあるので、加糖表記のある商品には注意しましょう。(※9)
(*オレンジジュースのカロリーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)