そうめんは消化に良い?悪い?夜食や下痢・胃もたれなどに効果あるレシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】そうめんが消化に良いか悪いか知っていますか?どれくらい時間がかかるのでしょうか?今回は、そうめんの消化に良い理由や〈夜食・胃もたれ・下痢〉などおすすめな場面を紹介します。そうめんの消化に良い・悪い食べ方やレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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そうめんは消化に良い?悪い?
夏に食べる麺類として代表的なそうめんは胃にやさしいイメージがありますが、本当に消化によいのでしょうか。うどんなどの他の麺類と比較した消化時間や、消化によい食べ方などについて紹介します。
そうめんの消化にかかる時間は3時間程度
食べ物(100gあたり) | 消化にかかる時間 |
春雨 | 1時間30分 |
りんご | 1時間45分 |
白かゆ | 2時間 |
そうめん | 2時間15分 |
白米 | 2時間30分 |
蕎麦 | 2時間30分 |
うどん | 2時間45分 |
パン | 3時間 |
アイスクリーム | 3時間15分 |
ゆで卵 | 3時間15分 |
バター | 24時間 |
そうめんの消化にかかる時間は3時間程度であり、果物やおかゆに比べると消化にかかる時間は長いですが、白米や蕎麦・うどん・パンなどに比べると短いです。そうめんは、主食の中でも消化に良い食品であるといえます。
(*そば・うどんや春雨など他の食材の消化のしやすさについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
消化の良いそうめんがおすすめな場合
消化の良いそうめんを食べるとよい場面を、いくつか紹介します。
・胃潰瘍などの胃の調子が悪い時
・下痢などでおなかの調子が悪い時
・夜食を食べたいとき
消化は胃を使って行うので、胃が弱っていたり調子が悪い時は消化の良いそうめんを食べるとよいでしょう。また、寝る前に消化の悪いものを食べると胃もたれの原因になるので、消化の良いそうめんは夜食にもぴったりです。
そうめんが消化によい理由とは?
そうめんがうどんや蕎麦など他の麺類に比べて消化の時間が短いことはわかりましたが、その理由はどのようなものなのでしょう。そうめんが消化によい理由について、説明します。
①柔らかい
口に入った食べ物は食道を通り胃でドロドロに溶かされますが、その時固い食べ物よりも柔らかい食べ物のほうが溶かされやすくなります。そうめんは細くて柔らかいので、短い時間で消化をすることが出来ます。
②脂質が少ない
前述の消化時間の比較でもわかるように、脂質は摂取してから消化されるまでに時間がかかります。そうめんは炭水化物が主成分で、脂質はほぼ含まれていないため消化に良い食品といえます。