あんこのカロリー・糖質は?栄養素やダイエット効果は?カロリーオフする方法も紹介!
【管理栄養士監修】あんこのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、あんこのカロリー・糖質量を種類別や他のクリーム類と比較し、栄養素やダイエット効果を紹介します。あんこのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方・カロリーオフする方法も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
5.6g | 60g | 9% |
たんぱく質は人間の体の成分の約15%を占めており、筋肉・内臓・皮膚・血液の主成分で日々の生命活動に欠かせないものです。たんぱく質が不足すると筋力の低下・貧血・肌荒れ・むくみの原因になります。
小豆のたんぱく質には必須アミノ酸が含まれている良質な栄養素なので、しっかり摂って適度に運動することで筋肉量が上がります。それにより、基礎代謝が向上するのでダイエットには必要な栄養成分といえるでしょう。(※3)
林輝美
管理栄養士
必須アミノ酸は9種類あります。その中でも小豆には、リジンが豊富ですが、私たちの主食である米にはリジンが不足しています。この2つを組み合わせた赤飯は、タンパク質をさらにバランス良くとることができます。
③ビタミンB群
ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンB6 | ナイアシン | 葉酸 | パントテン酸 | ビオチン | |
含有量(100g) | 0.02mg | 0.03mg | 0.03mg | 0.1mg | 8μg | 0.18mg | 1.7μg |
1日の摂取量の目安 | 1.4mg | 1.6mg | 1.4mg | 15mg | 240μg | 5mg | 50μg |
1日の摂取量に占める割合 | 1% | 2% | 2% | 1% | 3% | 4% | 3% |
小豆にはビタミンB群の中のB12以外はすべて含まれています。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えて代謝を促進したり、B2は脂質と糖質の代謝を促進するなどビタミンB群はエネルギーの代謝に欠かせません。ビタミンB群をしっかり摂ることで太りにくい体にしてくれてダイエット効果が期待できます。
ビタミンB群は相互に作用しあって糖質・脂質の代謝を促すため、欠けたものがあると効率が悪くなります。B12が含まれていないのでB12が含まれている食べ物と一緒に取るとより効果的です。(※4、5)
④カリウム
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
160mg | 2500mg | 6% |
カリウムにはナトリウムとのバランスを取って血圧を調整したりなど体内の良い状態を維持する働きがあります。体内の余分な水分・塩分を排出する作用があるのでむくみの予防や解消になり、ダイエットにも効果が期待できます。ただ砂糖は保水性があるのでむくみを解消したり、ダイエットのためには砂糖なしのものにした方が良いでしょう。(※6)
⑤サポ二ン
サポニンは中性脂肪の蓄積を抑制したり、血流を改善したり、血糖値やコレステロール値を下げる効果があるため、脳梗塞・動脈硬化・心筋梗塞などの予防になります。脂質の代謝を促してくれるのでダイエットに効果的です。サポニンは小豆の外皮に多く含まれています。サポニンを摂取するには外皮が入っているものを取りましょう。(※7)
(*小豆のカロリーやあんこのダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
林輝美
管理栄養士
サポニンはこれらの効果以外にも免疫力をあげる役割があります。大豆や大豆製品に多く、小豆の他に料理に使いやすい高野豆腐がサポニンも多くオススメです。風邪や感染症予防にも免疫力を上げる食生活をしましょう。
あんこのダイエット向けにカロリーオフする方法は?
あんこは食物繊維やたんぱく質、サポニンなど豊富な栄養価はとても魅力的ですが、糖質やカロリーが高くなっているのが気になります。栄養が豊富なあんこをどうすればダイエットに向けにカロリーオフできるのか紹介します。