大根の葉の栄養と効能は?成分を逃さない食べ方・茹で方やレシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】大根の葉に含まれる栄養素を知っていますか?今回は、大根の葉の栄養成分・効能に加え、栄養成分を効率的に摂れる食べ方も紹介します。大根の葉の保存方法やレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。大根の葉の栄養について詳しく理解し、存分に味わいましょう。
目次
大根の葉に含まれるビタミンCや葉酸、カリウムは水溶性の栄養素です。このため、長時間茹でる事で、ゆで汁中に栄養が流出してしまいます。大根の葉を茹でて使用する場合は、短時間でサッと茹でるか、汁物にして流出した栄養素を摂取することを意識しましょう。(※10)
大根の葉を食べる際の注意点は?
栄養が豊富で、いろいろな効果・効能があるため積極的に摂取したい大根の葉ですが、どのような点に注意して大根の葉を食べると良いのでしょう。下記を読み、害のない形で大根の葉の栄養を体内に取り入れましょう。
①妊婦の人はしっかり茹でてから食べる
妊娠中の人は尿管結石にかかる割合が通常の2倍程度多くなります。尿管結石はシュウ酸の体内濃度が高くなることが一因ですが、大根の葉にはシュウ酸が多く含まれています。シュウ酸は茹でる事で減らせるので、妊婦の方が大根の葉を食べる際には、しっかりと茹でると良いでしょう。
②農薬がついている場合がある
畑で大根を作る際は農薬を使う場合も多いですが、この農薬は、地上に出ている葉っぱに多くついていたり残っていたりします。大根の葉には農薬がついている場合が多いと言うことを頭に入れ、しっかりと洗ってから食べるように習慣づけましょう。
大根の葉の保存方法は?
大量に大根の葉があるときは、どのように保存したらよいのでしょうか。少しでも長持ちする保存方法を学び、長期間大根の葉をおいしく味わえるようにしましょう。
大根の葉は冷蔵庫や乾燥させて保存する
大根の葉は、買ってきたら根と分けて保存するのがおすすめです。切った後に冷蔵庫に入れたり、茹でてから冷蔵庫に入れるのも良いでしょう。乾燥させると冷蔵よりも長持ちするので、たくさんあってすぐには食べきれない場合には、乾燥させるのも一つの方法です。
(*大根の葉の保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
大根の葉の栄養がとれるレシピのおすすめ
大根の葉の栄養をしっかりと体内に取り入れるために効果的なレシピにはどのようなものがあるのでしょうか。様々なアレンジが可能なので、下記を参考にしながら自分の好みのレシピを探してみてください。
①大根の葉っぱふりかけ
大根の葉っぱをごま油などで炒めてふりかけにしたレシピです。まとめて作って、毎日のご飯のお供にするのもよいでしょう。手軽に作れるのもおすすめの理由の一つです。