すだちの効果・効能や使い方は?活用レシピのおすすめも紹介!
【神山すだち農家組合監修】すだちの使い方を知っていますか?かんきつ類の中でも爽やかな香りが楽しめるおすすめの食材です。今回は、すだちの栄養成分や効果・効能に加えて、活用レシピのおすすめも紹介します。すだちの旬の時期や、保存方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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すだちとは?
すだちとはどのような果物でしょうか。そのまま食べるみかんとは違い、果汁を搾って焼き魚などにかけて食べるイメージであまり気にしないことも多いでしょう。ここではすだちの旬や産地について詳しくみてみましょう。すだちの栄養の効果や効能ついても紹介します。
すだちの旬の時期や産地
すだちは通年スーパーで販売されていますが、旬となる時期は8月中旬から10月上旬の時期にかけてです。濃い緑色が特徴の柑橘類ではあるものの、黄色く熟したものは酸味が弱いため強い酸味が苦手なら黄色いものを選んでもよいでしょう。すだちの産地は、徳島県が約9割の生産となっています。
(*すだちの旬や産地について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
すだちの味わい・香り
すだちはもともとはお酢のように使われていたこともあり、酸味が強いのが特徴です。香りがよく、ライムに似た香りが楽しめさんまや松茸などの同じ旬の食材にかけて食べるのがおすすめです。同じ柑橘の中でもすだちとかぼすは混同されることがありますが、かぼすの方が酸味が弱く大型であるため、ジュースにするならかぼすの方が向いています。
(*かぼすとすだちの違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
すだちの栄養成分や効果・効能
すだちは料理によって果汁と果皮を使い分けることがありそれぞれに栄養量は異なりますが、以下のような成分が含まれています。
・カリウム
・ビタミンC
・クエン酸
・ビタミンA
・カルシウム
・スダチチン
・エリオシトリン
・ヘスペリジン
・ナリルチン
すだちは柑橘類の中でも小型の部類に入るものの、ビタミンCやカリウムはレモンや柚子よりもすだちの方が多いと言われています。また、スダチチンなどのポリフェノールは肥満予防やビタミンCの吸収率の向上のほか、花粉症にも嬉しい効果が期待でき美肌や免疫の向上などさまざまな効能が得られる可能性が高くなるでしょう。
すだちの使い方は?
すだちの使い方を紹介します。果汁の他、果皮も無駄なく使えるので栄養が効率よく摂れ、薬味として使う以外にもさまざまな使い方があるので、すだちの旬になったらぜひ試してみてください。秋に行う手仕事としても人気となっています。
①果汁を使う
すだちの使い方として一般的なものは切ったすだちを絞って果汁を食材にかける方法です。そのまま魚などにかけるのも良いですが、ドレッシングのようにしてサラダにかけると香りが高く、果汁だけなのでヘルシーに使えます。他には水炊きなどで小鉢に入れて使う方法もおすすめです。
すだちを切るときはヘタと並行に切ると絞れなくなるため、すだちを横にして切るようにしましょう。また、すだちには種が多く、切った面を下にして搾ると料理に種が落ちるので切った面は上を向けて搾るようにします。
永野裕介
神山すだち農家組合
最近はすだちサワーでの利用が人気があります。