さつまいもの皮は栄養豊富!変色の見分け方や皮ごと使えるレシピなど紹介!
【管理栄養士監修】さつまいもの皮は食べますか?実は、栄養が豊富でさまざまな健康効果が見込めます。今回は、さつまいもの皮ごと食べるメリットや、皮で賞味期限・状態を見分ける方法を紹介します。皮ごと使えるレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
③皮にカビが生えている場合
さつまいもの皮にカビが生えている場合は、賞味期限切れで食べられないと考えてしまいますが、カビを落とし、その周りを大きめのカットすれば食べられます。ただしこれは白いふわふわしたカビの場合なので、黒いカビが生えている場合は食べるのはやめましょう。
また、白いカビの場合でもおかしな臭いがしないか、べとべとしないかなど異常の有無を確認しておくことが重要です。
(*さつまいものカビの見分け方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
④皮がしわしわで柔らかい
さつまいも皮がしわしわになり、柔らかくなってしまうこともあります。これはさつまいもから水分が抜けただけなので、問題なく食べることができます。ただ、水分が抜けているのであまり美味しくはありません。シワシワになる前に、美味しくいただくのがおすすめです。
さつまいもの皮の下処理
続いて、さつまいもの皮の下処理方法について紹介します。洗い方や剥き方の動画も添付しているので、こちらも併せてチェックしてください。
さつまいもの皮の洗い方
さつまいもは付いている汚れを落とすようにして、しっかり洗いましょう。
1.水に10分程浸けておく
2.表面に付いている土などの汚れを落とす
最初に水に浸けておく事で、さつまいもに付いている汚れを綺麗に落とす事ができます。もし水に浸けておく時間が無い場合は、スポンジやたわしなどを使用して汚れをしっかり落としましょう。この場合、力を入れ過ぎて皮を破かないように注意しましょう。
(*さつまいもの皮の洗い方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
さつまいもの皮の剥き方
さつまいもの皮は厚く剥きにくいので、ピーラーで皮を剥くのがおすすめです。包丁で皮を剥く場合には、以下の方法で剥いてみましょう。
1.さつまいもを3cm程の輪切りにする
2.皮を厚めに剥いていく
さつまいもの皮付近は少し食べにくいので、皮は厚めに剥くのがおすすめです。ピーラーで皮を剥く場合にも、力を入れて厚めに剥くようにするのがおすすめです。
竹本友里恵
管理栄養士
サツマイモに多く含まれるビタミンCは、通常加熱に弱いですがデンプンに保護されてるため分解されずにい摂取することができます。貴重な栄養素であるヤラピンも熱に強いので、調理の幅も広がります。サツマイモの栄養を逃さず摂取する方法は、皮を剥かず、カット後の水にさらす時間を10分以内にし、水で茹でる調理法を避けることです。正しい方法で、サツマイモの栄養を摂取できるように調理を心がけましょう。