生姜紅茶の効能は?ダイエット効果あり?作り方やアレンジレシピも紹介!
【管理栄養士監修】生姜紅茶を知っていますか?冷え性改善・ダイエット効果などの効能があるようです。今回は、生姜紅茶の作り方・レシピや量・タイミングなど飲み方を紹介します。生姜チューブ・スライスでも効果あるのかも紹介するので、参考にしてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
生姜紅茶とは?
生姜紅茶とは紅茶に生姜を混ぜた飲み物のことで、冬の季節には女性を中心に多くの方が温かい生姜紅茶を飲んでいるそうです。生姜紅茶はどのような方法で作り、飲むとどのような健康効果があるのでしょうか。生姜紅茶の作り方や飲み方のポイントのほか、効能について解説します。
生姜紅茶の効能は?ダイエット効果も?【口コミ】
生姜紅茶を飲むと体が温まりますが、具体的にはどのような効能があるのでしょうか。生姜紅茶を飲んで得られる効能やダイエット効果について、実際に生姜紅茶を飲んだ方の感想を交えながら解説します。(※1)
①代謝向上・ダイエット効果
生姜のジンゲロンと紅茶のカテキンには、ダイエットに効果的な栄養素が含まれています。ジンゲロンには基礎代謝を向上させて体内の脂肪を燃やす働きがあり、カテキンにはコレステロール値を下げたり中性脂肪を燃やしたりする作用があるのが特徴です。生姜紅茶を飲んでから運動をすると、これらのダイエット効果がより高まると言われています。(※2)
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基礎代謝上がったのは筋トレのおかげももちろんあるけど、生姜紅茶飲んでるのもありそう。体温も1度くらいあがったし。生姜紅茶は神の飲み物。
(*生姜紅茶のダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
②血行促進・冷え性の改善
身体が冷えると疲れやすくなるほか肌荒れの原因にも繋がりますが、生姜紅茶には冷え性に効果的な栄養素も含まれています。
生姜に含まれるショウガオールには、血管を広げて血行を促し、血液を全身に行き渡らせて身体を温める作用があります。また、紅茶に含まれる紅茶ポリフェノールも体を温める働きがある栄養素です。紅茶生姜を飲むとこれらの相乗効果によって血流が良くなり、冷え性の改善効果が期待できるでしょう。
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冷え性なのでコーヒーを制限中。コーヒーは赤道付近で獲れる植物なので体が冷える。
で、かわりに生姜紅茶を飲んでいて調子がいい。私の場合はカフェインではなくどこで獲れる植物かが問題でした。
③殺菌作用・風邪の予防
生姜には風邪の予防や改善効果があるため、風邪の治療を目的とした漢方薬に使われることもあります。生姜に含まれるジンゲロールには体内に侵入した細菌の増殖を抑える働きや解熱作用があり、風邪やインフルエンザなどの症状の改善に効果的です。また、ショウガオールにも病気を予防する効果があると言われています。(※3)
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風邪を引いたらビタミンC、ユンケル黄帝液、ポカリ、りんごのすりおろし、医薬品ののど飴、生姜紅茶ウーマンです。
これで風邪の引き始めなら悪化せず治ります‼︎
一人暮らしの風邪って不安ですよね💦
お大事に‼︎
④むくみ解消
血液の循環が悪化して身体が冷えるとむくみが起こりやすくなりますが、生姜紅茶にはこのような冷えから生じるむくみを改善する効果もあります。生姜のジンゲロンやショウガオールによって基礎代謝が上がり体の冷えが改善されると、体内の水分の巡りが良くなりむくみが和らぎます。また、紅茶のカフェインによる利尿作用もむくみの解消に役立つでしょう。
Twitterの口コミ
@natter416
今日も天気の気温気持ちー
今日も生姜紅茶w
生姜紅茶 やっぱり、むくみ すぐとれる特に足とお腹お腹のよこばらーw 体 ポッカポカ
(*生姜の栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
シェルファ
管理栄養士
生姜はビタミンB群を豊富に含みます。ビタミンB群は糖質・脂質をエネルギーに変えることをサポートするビタミンです。エネルギーは消費できなかった分が脂肪になり蓄積されるため、しっかりと消費するにはビタミンB群が欠かせません。
生姜紅茶は生姜チューブ・生スライスで作ってもOK?
市販されている生姜には、主に生の生姜と生姜チューブ、生姜パウダーの3種類があります。生姜紅茶を作る際には、どの種類の生姜を使って作ればよいのでしょうか。
生姜チューブ・生スライスで作っても問題ない
一般的に生姜紅茶は摩り下ろした生の生姜を紅茶に入れて作りますが、生姜チューブや生の生姜をスライスしたものを使って作ることもできます。
生姜チューブで生姜紅茶を作る場合は、紅茶にスプーン1杯から2杯程度の生姜チューブを加えて作ります。おろし生姜や生姜チューブの食感が気になる方は、紅茶にスライスした生の生姜を入れて作る方法がおすすめです。紅茶を飲んだ後に残った生姜を食べれば、生姜の食物繊維も摂取することができます。
(*生姜チューブの効果について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
乾燥粉末の生姜パウダーを使うのがおすすめ
生姜紅茶の効能を無駄なく取り入れたい場合は、生姜チューブや生の生姜よりも乾燥粉末状の生姜パウダーを使うのがおすすめです。生姜に含まれるジンゲロールは乾燥や加熱によってショウガオールに変化し、ショウガオールのもつ働きが高まると言われています。
加熱してジンゲロールをショウガオールに変質させるには、80度から100度の温度で30分以上加熱をする必要があります。生姜紅茶をこのような方法で作る時間がない方は、乾燥粉末の生姜パウダーを使えば手軽に生姜紅茶を作ることができ、ショウガオールの高い効能も得られるでしょう。
(*生姜パウダーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
シェルファ
管理栄養士
生姜の保存方法としてすぐに使えるように生ですりおろして冷凍をする場合もありますね。1点注意すべきは、ジンゲロールは酸化すると減ってしまうということです。そのはやさは3分で50%にまで減るほど。なるべく空気にさらさないことが重要です。すりおろして冷凍したり、使用する際はなるべく空気に触れさせないことを意識しましょう。
生姜紅茶の作り方・レシピ
生姜紅茶は、具体的にどのような方法で作ればよいのでしょうか。生姜紅茶の材料と作り方について紹介します。
材料
紅茶:2パックから3パック
水:1L
擦りおろした生姜:小さじ2杯から3杯
作り方・レシピ
生姜紅茶は、以下のような手順で作ります。
【作り方】
1.鍋に水と摩りおろした生姜を入れて加熱する
2.紅茶のティーバックを入れて弱火で2分ほど加熱する
3.濾し器で濾しながらカップに注いで完成
生姜は皮の部分にジンゲロールが多く含まれているため、皮を剥かずにそのまま摩りおろして使いましょう。生姜紅茶をカップに注ぐ際に濾すと、生姜の繊維が残らず飲みやすくなります。
生姜紅茶の飲み方のポイント
生姜紅茶を飲む際には、そのような点に気を付けたら良いのでしょうか。生姜紅茶の飲み方のポイントを解説します。
①1日の適量は5〜6杯
生姜紅茶を飲むと様々な健康効果が得られますが、飲み過ぎると体に不調が現れることがあるため1日に5杯から6杯程度を目安に飲むように心がけてください。生姜紅茶を飲み過ぎると、紅茶のカフェインの摂り過ぎによる不眠や吐き気、下痢などの症状を引き起こし、生姜の過剰摂取によって胃腸が荒れる恐れがあります。
②空腹時には飲まない
空腹時に生姜を摂取すると、生姜が胃を刺激して胃に不快感を感じたり胃痛が起こりやすくなったりします。また、空腹の状態で紅茶を飲むと、茶葉に含まれるタンニンによって吐き気や嘔吐などの症状が現れることがあります。生姜紅茶を空腹時の食前に飲むのは控え、食中や食後に飲むと良いでしょう。
③飲むタイミングのおすすめ
生姜紅茶を飲むタイミングは、朝や食後、入浴前がおすすめです。生姜紅茶を朝飲むと体温が上がって基礎代謝が上がりやすくなり、食後に飲むと食事の脂肪の吸収を抑える働きを高めることができます。
また、入浴前のタイミングで生姜紅茶を飲むと、生姜の発汗作用によって入浴中に汗とともに老廃物を排出しやすくなります。運動をする場合、運動前に生姜紅茶を飲むとより高い生姜の脂肪燃焼効果が期待できるでしょう。
生姜紅茶のアレンジレシピは?
生姜紅茶をそのまま飲むのに飽きてしまったら、アレンジして飲んでも良いでしょう。ここからは、生姜紅茶のアレンジレシピを3品紹介します。
①はちみつ入り生姜紅茶
はちみつを加えて作った生姜紅茶のレシピです。生姜紅茶に甘味をつける場合には体を冷やす作用のある白砂糖は避け、はちみつや黒砂糖などの体を温める甘味料を加えると良いでしょう。
②りんご酢入り生姜紅茶
りんご酢を混ぜて作る生姜紅茶のレシピです。生姜紅茶にりんご酢を加えることで、爽やかな味わいに仕上がり飲みやすくなります。りんご酢には血糖値の上昇を緩やかにして太りにくい体に導く作用があり、生姜紅茶に混ぜて飲むとより高いダイエット効果が期待できます。
③生姜紅茶のミルクティー
生姜紅茶に牛乳を混ぜて作るミルクティーのレシピです。生姜紅茶を牛乳で割ることで、生姜の辛味が和らいでまろやかな風味に仕上がります。仕上げにシナモンを加えると香りが増すだけでなく、体を温める効果も高まります。
生姜紅茶を作ってみよう
生姜紅茶には様々な効能があり、ダイエットにも効果的な飲み物です。生姜紅茶は、冬の時期だけでなく冷房の効いた部屋で冷えた体を温めるのにも適しています。生姜紅茶は紅茶に生姜を入れるだけで手軽に作れるので、飲んだことがない方も生姜紅茶を作って飲んでみましょう。