えのきのカロリー・糖質量は?ダイエット効果やヘルシーレシピのおすすめを紹介!
【管理栄養士監修】えのきのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、えのき(100g・1袋)のカロリー・糖質量を他のきのこ類や加工法別に比較しながら紹介します。えのきのダイエット効果にくわえ、ヘルシーレシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
- えのきのカロリー・糖質量は?【写真】
- えのき(100g・1袋)のカロリー・糖質量
- えのき(100g)のカロリー・糖質・食物繊維を他のきのこ類と比較
- えのきのカロリー・糖質量を調理法で比較すると?
- ①えのきの天ぷら
- ②茹でえのき
- ③乾燥えのき
- えのきの栄養成分やダイエット効果は?
- ①食物繊維|便秘解消
- ②エノキタケリノール酸|脂肪の減少
- えのきのダイエット向きの食べ方は?
- えのきを加熱調理する
- スープ・煮込み料理にして煮汁まで丸ごと食べる
- えのきのダイエット向きヘルシーレシピ
- ①手作りポン酢なめ茸(114kcal・21g)
- ②えのきの唐揚げ(391kcal・36g)
- ③ほうれん草とえのきのナムル(90kcal・7.6g)
- ④えのき氷
- ⑤干しえのき
- えのきはヘルシーな食材
高岡由貴
管理栄養士
えのきには、糖質の代謝に関与するビタミンB1、脂質の代謝に関与し別名『発育のビタミン』とも言われるビタミンB2など水溶性ビタミンが多く含まれるため煮汁ごと食べられる料理にするのが良いですね。
③乾燥えのき
乾燥えのきは、カロリー・糖質量など全体的にかなり上がっているように見えますが、えのきの水分量がなくなり栄養素が凝縮された分、100gあたりの栄養価が高くなっただけで実質の栄養価は変わっていないので心配ありません。ただ、干すことで旨味成分が増えたり、かさが減るため、通常のえのきより多く食べることができます。
えのきの栄養成分やダイエット効果は?
ここからは、えのきの栄養成分やダイエット効果について説明します。
①食物繊維|便秘解消
えのき100gに含まれている食物繊維の量は、キャベツ100gに含まれている食物繊維の約2倍です。えのきに含まれる食物繊維には腸のぜん動運動を活発にし、便通を改善する不溶性食物繊維が特に多く含まれており便通の改善が期待できます。また、発酵性があり、腸内で発酵するとビフィズス菌を増やすことも期待できます。(※2)
②エノキタケリノール酸|脂肪の減少
えのきにはエノキタケリノール酸という成分が含まれています。エノキタケリノール酸はエノキタケから発見された成分で、内臓脂肪や皮下脂肪の減少に期待ができる成分です。ダイエットをしている人は、えのきを積極的に食べることをおすすめします。
(*えのきの栄養素やダイエット・美容などへの効果効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
えのきのダイエット向きの食べ方は?
ヘルシーなえのきを使ったダイエット向きな食べ方はあるのでしょうか?
えのきを加熱調理する
えのきに含まれている栄養の中で、食物繊維は加熱しても減りません。しかしビタミンB1、B2などの水溶性ビタミンは焼いた際に出た水分とともに流出します。ですので、揚げて調理するのが向いているでしょう。
スープ・煮込み料理にして煮汁まで丸ごと食べる
えのきは、スープや煮込み料理など煮汁まで丸ごと食べられる料理がかさも減り栄養も逃さずに食べられるので最もおすすめです。えのきに含まれる代謝に欠かせないビタミンB1,B2は水溶性なので水に溶け出します。煮汁まで丸ごと食べきるとこのビタミンも余すことなく食べることができます。