えのきの栄養素と効能は?加熱NG?成分を逃さない調理法やレシピのおすすめを紹介!
【管理栄養士監修】えのきに含まれる栄養素を知っていますか?今回は、新鮮なえのきを選ぶコツやえのきの栄養成分・効能に加えて、栄養素を逃さない調理法・食べ方を紹介します。えのきの栄養の取れるレシピも紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
(*えのきのダイエット効果について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
③ナイアシン
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
6.8mg | 15mg | 45% |
ナイアシンは水溶性ビタミンでビタミンB3とも呼ばれる成分です。ナイアシンは糖質、タンパク質、脂質の三大栄養素をエネルギーに変えるための手助けをしてくれる働きがあるので、不可欠な栄養素になります。その他にも、アルコールの分解したり、血行を良くする働きがあります。(※6)
④ビタミンD|カルシウムの吸収促進
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
0.9mg | 5.5mg | 16% |
ビタミンDには、小腸や腎臓でカルシウムの吸収をスムーズにする働きがあります。また、血液のカルシウム濃度を保ち、骨を頑丈にしてくれる働きがあります。その他にもイライラした気分を解消してくれる働きもあります。(※7)
⑤GABA
えのきには、ストレスを和らげるGABAが豊富に含まれています。副交感神経を活発にし、心を落ち着かせてくれるため、ストレスの軽減に役立つ成分とされています。リラックスした日々を過ごすようにするためにはえのきを食べる習慣をつけると良いでしょう。
えのきの栄養成分を逃さない調理法は?加熱NG?
栄養が豊富でダイエットにもオススメできるえのきですが、調理次第で栄養が失われてしまいます。えのきを栄養たっぷりのまま食べるための調理方法を紹介します。
①スープ・煮物にして汁ごと食べる
えのきに含まれているビタミンB1、B2は水溶性のため、ゆでたり、煮込んだりするとえのきの栄養は水に溶けて流れ出てしまいます。えのきの栄養をすべて食べるためにもスープや煮物に使う際は汁まで飲むと無駄なく食べることが出来ます。
②水で洗いすぎない
えのきは洗わなくても食べることはできますが、水洗いしてから調理する方もいるでしょう。しかし、えのきを洗いすぎてしまうと栄養も一緒に洗い流されてしまいます。さらに水分を吸って食感も悪くなりやすいので、洗いすぎないように注意しましょう。
(*えのきの洗い方などについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)