カプチーノのカロリー・糖質は高い?太る?ダイエット向きの飲み方を紹介!
【管理栄養士監修】カプチーノのカロリー・糖質を知っていますか?ダイエット向きなのでしょうか?今回は、カプチーノ(1杯)のカロリー・糖質を〈砂糖あり・砂糖なし〉別や、他のコーヒー類、お店ごとに比較して紹介します。カプチーノ(1杯)のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット中の太りにくい飲み方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
まずはエスプレッソの原料であるコーヒー豆由来の栄養成分について説明します。
・カフェイン
・ポリフェノール
コーヒー生豆には炭水化物、脂質、たんぱく質などが含まれていますが、コーヒーを抽出するとこれらの栄養素はほとんど残りません。一方で、カフェインやポリフェノールといった栄養素は抽出した液体の中に残ります。
コーヒーの栄養素で代表的な成分はカフェインで、中枢神経を刺激し覚醒作用があるので眠気覚ましや集中力を高める作用がある他、利尿作用や胃液の分泌を高める効能があります。
コーヒーにはポリフェノールも沢山含まれ、その量はカフェインよりも多く含まれています。ポリフェノールには強い抗酸化作用があり、活性酸素を除去して細胞の老化を予防し、がんや動脈硬化を予防するほか血糖値や血圧を正常化する効能があります。(※11、12)
(*コーヒーのダイエット効果やその他の効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
牛乳由来の栄養素
カプチーノは牛乳を多く使用するので牛乳由来の栄養も摂れます。牛乳由来の栄養素としては以下が挙げられます。
・たんぱく質
・脂質
・炭水化物
・カルシウム
・ビタミンA
・ビタミンB
牛乳はたんぱく質・脂質・炭水化物の3大栄養素に加えてカルシウムやビタミンがバランス良く含まれた食品です。牛乳に含まれるカルシウムは吸収率が高く、骨や歯を作る以外に血液の凝固や筋肉の収縮、神経細胞の働きも担っています。また神経の興奮を鎮める作用があるので、イライラしている時や眠れないときにもリラックス効果が期待できます。
牛乳に含まれるビタミンはAとB群が主で、ビタミンAは目の健康や成長を促進し、ビタミンB2は皮膚や肌、髪を健康に保つ働きがあります。(※13、14、15、16、17、18)
(*牛乳のダイエット効果やその他の効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
カプチーノのダイエット中の太りにくい飲み方・カスタム法は?
カプチーノをダイエット中に飲む場合、カロリー、糖質を気にしてしまうかもしれません。そのような場合は飲み方やカスタマイズを工夫するのがおすすめです。ここからはダイエット中に役立つカプチーノの太りにくい飲み方・カスタマイズ方法を紹介します。
①牛乳を無脂肪乳や豆乳に変える
ダイエット中は牛乳を無脂肪乳や豆乳に変えるのがおすすめです。無脂肪乳や豆乳など、カスタマイズできるミルク類の100ccあたりのカロリーは以下の通りです。
・ミルク:67kcal
・低脂肪タイプ:53kcal
・無脂肪乳:33kcal
・豆乳:45kcal
・アーモンドミルク:17kcal
ミルクを無脂肪乳やアーモンドミルクに変えるとカロリーもかなり低く抑えられます。ダイエット中には出来るだけカロリーが低くなるのものにカスタマイズすると良いでしょう。また、豆乳やアーモンドミルクに変えることで味の変化も楽しめます。(※19)
シェルファ
管理栄養士
牛乳のコクを残したい方は低脂肪乳が個人的におすすめ!私はスターバックスでいつも低脂肪乳にカスタマイズしてます♪
②砂糖の代わりに蜂蜜を加える
ミルクを変えるなどの様々なカスタマイズが出来るカプチーノですが、カロリーが気になる場合、砂糖の代わりに蜂蜜を加えても良いでしょう。蜂蜜は砂糖の80%のカロリーで、甘味も砂糖より甘く感じ優しい味わいです。さらにミネラルなども豊富に含むため、代謝の向上にも役立ちます。
カプチーノはカロリーに注意して飲もう
今回はカプチーノのカロリーや糖質を店舗別で比較したほか、他のコーヒーと比較しながら紹介しました。ミルクを無脂肪乳やアーモンドミルクに変えたり、砂糖の種類をカスタマイズしたりすることでカロリーも抑えられるので、ぜひ参考にしてください。