1日2食ダイエットは危険?太る場合も?効果的なやり方やリバウンド防止の対処法も紹介!
【管理栄養士監修】1日2食ダイエットとは何か知っていますか?危険と言われることもありますがなぜでしょうか?今回は、1日2食ダイエットの効果・メリットや〈朝食抜き・昼食抜き・夕食抜き〉別のやり方を紹介します。1日2食ダイエットで太る場合の原因や対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 1日2食ダイエットとは?16時間断食と違う?
- 1日2食ダイエットは「プチ断食」の1種
- 1日2食ダイエットの効果・メリットは?
- ①第一に「痩せる」
- ②若返り・アンチエイジング効果
- ③健康・便秘解消などにも効果的
- ④金銭的にも優しい
- ⑤頭がクリアになる
- 1日2食ダイエットが危険・デメリットがあると言われることも?理由は?
- 1日2食ダイエットをやると体質・状況的に危険な場合がある
- 1日2食ダイエットのデメリット
- 1日2食ダイエットのやり方は?どのご飯を抜くべき?
- 朝食抜きの1日2食ダイエットの特徴と向いている人
- 昼食抜きの1日2食ダイエットの特徴と向いている人
- 夕食抜きの1日2食ダイエットの特徴と向いている人
- 1日2食ダイエットの具体的なやり方とポイント
- ①夕食抜きの1日2食ダイエットのやり方
- ②朝食抜きの1日2食ダイエットのやり方
- ③昼食抜きの1日2食ダイエットのやり方
- 1日2食ダイエットで太ることも?リバウンドする原因と対処法!
- ①空腹状態で早いスピードで食べている
- ②飲み物が不適切
- ③栄養バランスが偏っている
- ④カロリー摂取量が多過ぎる
- ⑤1ヶ月に体重の5%を超える減量をしている
- ⑥筋肉量が落ちている
- ⑦食事の食べ方に問題がある
- 1日2食ダイエットで痩せた人の口コミ
- ①食事内容や飲み物にも配慮して2ヶ月で-8キロ!
- ②1日2食ダイエットと筋トレを組み合わせて2週間で-6キロ!
- ③1日2食ダイエットで白米を抜き1ヶ月で-5キロ!
- 1日2食ダイエットを試してみよう
⑤頭がクリアになる
1日2食ダイエットを実践することで、頭がクリアになったと感じる人もいるようです。私たちは意識せずに朝食や昼食・夕食を食べていますが、そこで摂取した食べ物を消化・吸収するために、多くのエネルギーを必要としています。夕食を抜けば消化活動がないので夜はぐっすり眠れ、朝食や昼食を抜けば食後の眠気とは無縁になります。
1日2食ダイエットが危険・デメリットがあると言われることも?理由は?
1日2食ダイエットは正しい方法で実践すれば、痩せたり健康を維持したりするうえで効果的な方法です。しかし、行う人によっては、体に悪影響を与えるリスクがあることも事実です。ここでは1日2食ダイエットが危険視される理由と、デメリットについて説明します。
1日2食ダイエットをやると体質・状況的に危険な場合がある
1日2食ダイエットは誰でも手軽に始められる方法ですが、以下のような人にはおすすめできません。
・成長期の子ども
・妊娠中の女性
・持病を持っている人
上記の人は1日2食ダイエットを行うことで、健康を害する可能性が高いので注意が必要です。成長期の子どもは多くの栄養素やエネルギーを必要とするので、食事回数を減らすのは発育上好ましくありません。お腹の赤ちゃんの分まで栄養が必要な妊娠中の女性も、1日2食ダイエットをするのは栄養バランスが崩れるリスクが高いと言えます。
そして持病がある人が1日2食ダイエットを行った場合、病状が悪化したり回復が遅れたりするケースも報告されています。医師から痩せる必要があると言われた人は、相談をしてから行いましょう。
1日2食ダイエットのデメリット
1日2食ダイエットのデメリットとして、以下のことがあげられます。
・空腹を我慢しなければならない
・エネルギー不足でぼんやりとしてしまうことがある
・食事の栄養バランスと摂取カロリーに配慮しなければならない
・適度な水分補給が不可欠
・リバウンドしやすい
朝食・昼食・夕食をしっかり食べる習慣があった人が1日2食ダイエットを始めると、空腹に慣れるまでに1ヶ月近くかかることも珍しくありません。また1食を抜くことでエネルギーが不足して頭がぼんやりとしてしまったり、2食の中で栄養バランスと摂取カロリーを計算することが負担に感じたりする人もいます。
また、1食抜くことで食事から摂れる水分量も減少するので、水分補給を普段より意識することも大切なポイントです。さらに1食抜いているからと普段よりも食べ過ぎるクセがつき、3食に戻した時にリバウンドするケースも少なくありません。1日2食ダイエットに挑戦したい人は、このようなデメリットがあることも認識しておきましょう。
(*16時間断食のデメリットについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
まさる
管理栄養士
トレーニングを普段から行っている方には、しっかりご飯を食べる事を意識しましょう。トレーニングを行っている場合には、折角筋肉を作れる身体の状態なのに、空腹時間が長い場合には、大切な筋肉も消費されてしまいます。
1日
1日2食ダイエットのやり方は?どのご飯を抜くべき?
痩せることを目的に1日2食ダイエットを行うなら、朝食・昼食・夕食のどれを抜くのが一番効率が良いのか気になるところです。体内に蓄積した脂肪を燃焼させ、摂取カロリーや栄養バランスに配慮するにあたり、どの食事を抜くべきかを説明します。(※1)
朝食抜きの1日2食ダイエットの特徴と向いている人
朝食抜きの1日2食ダイエットが向いているのは、以下のような人です。
・朝が弱い
・日常生活において活動量が少ない
・職場で同僚とランチをすることが多い
朝食抜きの1日2食ダイエットは、夕食から翌日の昼食までの時間が長いので、16時間断食とほぼ同じ食事法です。朝目覚めてから昼食までの空腹を我慢できるかどうかが、向き不向きを左右します。朝に弱く食事をするより眠っていたいタイプの人は、朝食を抜くことにストレスを感じないかもしれません。
また、デスクワーク中心で活動量があまり多くない人や、職場のランチがコミュニケーションの一環になっている人にもおすすめのダイエット法です。
昼食抜きの1日2食ダイエットの特徴と向いている人
昼食抜きの1日2食ダイエットが向いているのは、以下のような人です。
・日中の仕事が忙しい
・夕食の付き合いが多い
・家族だんらんを大事にしたい
・主婦
1日2食ダイエットを行う際に昼食を抜くと、1日の摂取カロリーをコントロールしやすいメリットがあります。それは、成人男性の一般的な昼食では600~800kcalを摂取しているため、それを抜くことで大幅なカロリーダウンが見込めるからです。
昼食を抜くことで午後の眠気を防止できるので、仕事が忙しい人にもおすすめします。加えて家族や友人・同僚と夕食を一緒に楽しめることも、昼食抜きの1日2食ダイエットのメリットです。また、昼食は一人で食べることの多い主婦にも向いているダイエット法だと言えるでしょう。
夕食抜きの1日2食ダイエットの特徴と向いている人
夕食抜きの1日2食ダイエットが向いているのは、以下のような人です。
・体を使う仕事をしている
・残業が多い
・単身者
・没頭できる仕事や趣味がある
1日2食ダイエットの効果を効率良く出したい人には、夕食抜きがおすすめです。朝食や昼食よりも夕食のボリュームが多い人が大半を占めるので、それを抜くことで大幅なカロリーダウンが見込めます。
朝食や昼食はしっかりと食べておきたい、体を使う仕事をしている人にも夕食抜きの1日2食ダイエットが向くでしょう。一方で、空腹を我慢する時間が長くなるデメリットがありますが、没頭できる仕事や趣味を持っている方が挫折しにくいようです。また、夕食を抜くことで胃腸が休まり、熟睡できるメリットもあります。