はちみつの栄養素と効能は?加熱はNG?効果を高める食べ方・レシピのおすすめを紹介!
【管理栄養士監修】はちみつに含まれる栄養素を知っていますか?今回は、はちみつの栄養成分・効能に加え、加熱OKか、など栄養成分を効率的に摂れる方法も紹介します。後半の食べる時の注意点は必見です。レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- はちみつはどんな食材?栄養ある?
- 蜂蜜の種類
- はちみつが栄養豊富な理由
- はちみつの甘さは砂糖の3倍
- はちみつの栄養素と効果・効能
- ①殺菌効果
- ②保湿・美肌効果
- ③単糖類でエネルギー補給に最適
- ④高血圧を防止する
- ⑤二日酔いの防止
- はちみつの栄養成分を効率よく摂取するには?
- ①加熱せずに食べる
- ②非加熱・純粋はちみつを購入する
- はちみつが結晶化しても栄養ある?賞味期限は?
- はちみつに賞味期限はない
- 結晶化しても栄養価は変化しない
- はちみつを食べる際の注意点は?
- はちみつを食べ過ぎない
- 赤ちゃんにはちみつを食べさせるのは危険
- はちみつの取り出しに金属スプーンは使わない
- はちみつの栄養がとれるレシピのおすすめ
- ①はちみつレモン
- ②はちみつレモンゼリー
- ③ホットケーキ
- はちみつは栄養豊富な食材
結晶化しても栄養価は変化しない
結晶化ははちみつの特性のため、品質に問題はありませんし、栄養価も変わりません。冬などの寒い時期に白い小さな粒が出来るのが結晶化の始まりで、結晶化してしまった場合は容器を温めてゆっくりかき回してください。ただし、温め過ぎるとビタミンやミネラルが壊れてしまうため、人肌より少し温かい位のお湯で湯煎しましょう。
もし湯煎が面倒な場合は、そのまま食べても問題ありません。結晶化は特に純粋はちみつで起こりやすい現象です。
はちみつを食べる際の注意点は?
ビタミンやミネラルなど、栄養豊富なはちみつはいっぱい食べれば体に良いものではありません。早速はちみつを食べる際の注意点を紹介します。
はちみつを食べ過ぎない
栄養素の高いはちみつを食べ過ぎると、体へのマイナスな影響もあります。まずは1つ目は下痢です。これははちみつに含まれている「グルコン酸」が腸内環境を整え、活性化させる効能があり、摂取し過ぎてしまうとお腹が緩くなってしまう可能性があります。食べ過ぎは下痢を起こす危険があるため気を付けましょう。
2つ目は太るです。はちみつは砂糖に比べて低カロリーですが、はちみつに含まれる「ブドウ糖」に中性脂肪多く含まれています。ブドウ糖を摂取し過ぎると、皮下脂肪が増えてしまうため、はちみつの食べ過ぎには気を付けましょう。
(*はちみつの食べ過ぎについて詳しく知りたい方はこちらの生地を読んでみてください。)
赤ちゃんにはちみつを食べさせるのは危険
1歳未満の赤ちゃんにはちみつを絶対に与えないでください。これははちみつに「ボツリヌス菌」の芽胞が入っている場合があるからです。ボツリヌス菌が体内に入り込むと、体内で増殖を始め毒素を排出します。この毒素によってボツリヌス症を引き起こします。ボツリヌス症になると、便秘や筋力の低下等がおき、最悪の場合死んでしまうケースもあります。
ボツリヌス菌は熱に強いため、加熱しても死にません。なお胎児への影響はないため、妊婦は問題ないとされています。
はちみつの取り出しに金属スプーンは使わない
はちみつは金属スプーンですくうと、触れる際に化学反応を起こしてしまうことがあるようです。また、ニュージーランド原産のマヌカハニーの場合、抗菌成分も弱まる可能性があると言われているようです。そのため、はちみつをすくう時は金属スプーンではなく、木製のスプーンがおすすめです。
はちみつの栄養がとれるレシピのおすすめ
はちみつに含まれるビタミンやミネラルなどの栄養素を余すことなく摂取できる美味しいレシピを紹介します。
①はちみつレモン
スポーツの差し入れの定番で、レモンを切って漬けるだけの簡単レシピです。甘酸っぱさがくせになります。