夜にフルーツは太る?太らない?ダイエット効果を引き出す食べ方を紹介!
【管理栄養士監修】夜にフルーツを食べても大丈夫なのでしょうか?太るか心配ですね。今回は、夜食に食べるフルーツの栄養価・ダイエットなどへの効果や、夜食におすすめなフルーツを紹介します。夜食のダイエット向き&太るNGな食べ方もそれぞれ紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
伊達友美
管理栄養士
キウイフルーツはグリーンよりもゴールドキウイの方がビタミンEを多く含みます。
夜食のフルーツでダイエット向きなのは?
フルーツは意外にカロリーやGI値が低いので、種類に気をつければ夜に摂ってもダイエット効果が見込めます。ここでは夜食におすすめの、ダイエット向きのフルーツを3つ紹介します。
①バナナ
バナナは100gで86kcalで、21gの糖質を含むフルーツです。糖質はフルーツの中ではやや高めですが、GI値は55で低GI食品に分類されます。バナナはアルギニンと呼ばれる栄養素を含み、成長ホルモンを活性化させるため夜食におすすめのフルーツです。
人間は寝ている間に成長ホルモンが分泌され、体を成長させるだけでなく肌質の向上や脂肪の分解と燃焼にも大きく関わっています。さらにバナナには豊富な食物繊維が含まれており、便秘の解消や腸内環境の改善にも効果的です。太るのが心配な人や便秘を解消させたい人は、夜食に1本程度のバナナを食べるようにしましょう。(※12、13、14)
(*夜にバナナを食べる効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
⓶みかん
夜食に食べるフルーツとしてみかんがおすすめなのは、GI値が低いことが理由です。GI値が高い食品を夜食に食べると血糖値が急上昇し、エネルギーとして使い切れないと中性脂肪として体内に蓄えられてしまいます。
みかんのGI値はわずか33なので、夜に食べても血糖値が上がりにくく太る可能性は低いでしょう。ただし、食べ過ぎればカロリー過剰になるので、1~2個程度に抑えるようにしてください。
伊達友美
管理栄養士
果物は産地によって性質が異なるので、特に冷えの気になる人は、日本さんのみかんを選ぶのがおすすめです。
③キウイフルーツ
キウイフルーツのGI値も35となっており、夜食に食べても太りにくいフルーツといえます。そしてキウイフルーツは食物繊維の含有量が多く、便秘解消にも効果的です。さらにキウイフルーツにはビタミンCやビタミンE・ビタミンB群・カリウムなど豊富な栄養成分が含まれています。
キウイフルーツの目安量は1日1つ程度なので、夜に食べるときはその日の食事内容も加味して適量を守りましょう。
(*キウイの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
夜フルーツのダイエット向きな食べ方は?【痩せた人の口コミあり】
夜にフルーツを食べながら、ダイエットを成功させることはできるのでしょうか。ここでは実際の口コミを交えながら、夜に適したフルーツの食べ方を紹介します。
①夜のフルーツは8時までに食べる
夜のフルーツは、8時までに食べることをおすすめします。これは人間の体内時計を司るBMAL1(ビーマルワン)と呼ばれるタンパク質と、深く関わっているからです。
遺伝子群の作り出すBMAL1には脂肪を合成を促す性質があり、1日の中で夜7時から翌日の午前2時にピークを迎えます。そのためBMAL1が活性化している夜8時以降に食べると、最も分泌が少ない昼間の2時に比べて太りやすくなります。以下は、これを守って1か月で5キロ痩せた人の口コミです。(※15)