夜にフルーツは太る?太らない?ダイエット効果を引き出す食べ方を紹介!
【管理栄養士監修】夜にフルーツを食べても大丈夫なのでしょうか?太るか心配ですね。今回は、夜食に食べるフルーツの栄養価・ダイエットなどへの効果や、夜食におすすめなフルーツを紹介します。夜食のダイエット向き&太るNGな食べ方もそれぞれ紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
④ビタミンB群
ビタミンB群には、以下のような効果があります。
・体内のタンパク質を合成する
・糖質や脂質、タンパク質の代謝に関わり、エネルギーを産生する
・疲労回復効果
疲労回復効果のビタミンB群は全部で8つあり、主にエネルギーの代謝に役立つ栄養素です。さらに体内のタンパク質の合成に深く関わっているため、ダイエット中の筋肉量の低下による基礎代謝の減少予防に役立ちます。
ビタミンB群を多く含むフルーツには、以下のものが代表的です。
・キウイフルーツ
・パイナップル
・バナナ
上記のようなビタミンB群を含むフルーツは代謝の落ちる夜に食べても、適量なら太る心配はないでしょう。また、ビタミンB群は疲労回復にも役立つ栄養成分なので、疲れた日の夜にフルーツを食べておくと元気に目覚められそうです。
(*パイナップルの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
⑤ビタミンA
ビタミンAには、以下のような効果があります。
・目の健康を守る
・皮膚や粘膜の機能を正常に保つ
・アンチエイジング
・美肌
・抗酸化作用
・免疫の向上
・動脈硬化の予防
ビタミンAは皮膚や粘膜の健康にかかわるビタミンなので、ダイエット中の肌荒れ予防に効果があります。また、ウイルスや菌などから体を守る免疫機能もサポートするため、健康的な食生活には欠かすことはできません。
ビタミンAが豊富なフルーツには、以下のものがあります。
・赤肉メロン
・みかん
・すいか
上記のビタミンAを豊富に含むフルーツは、水分が多く低カロリーなので夜食代わりにおすすめです。メロンは緑色の物よりも、赤肉の方がビタミンAが豊富に含まれています。また夜食にフルーツを食べることで、肌の保湿や肌荒れ予防にも役立つでしょう。(※9)
(*みかん・すいかの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
⑥ポリフェノール
ポリフェノールにより、以下の効果が期待できます。
・抗酸化作用
・視覚機能の改善
・メタボリックシンドロームの予防
・花粉症の予防
・美肌
フルーツにはポリフェノールの中でもアントシアニンが多く含まれており、上記のような健康効果が期待できます。中でも注目されているのが脂肪合成の低下や血液中の脂肪蓄積の抑制、血糖値の上昇抑制、メタボリックシンドロームの予防効果です。
ポリフェノールを多く含むフルーツとして、以下のものがあげられます。
・ブルーベリー
・ぶどう
・キウイフルーツ
夜にポリフェノールが豊富なフルーツを食べることで、ダイエットだけでなく美肌効果も期待できるのは嬉しいところです。カロリーとGI値に配慮してフルーツを選べば、体内の活性酸素も除去するので健康にもよい影響を与えることでしょう。(※10)
(*ぶどうの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
⑦ビタミンE
ビタミンEを摂取することで、以下のような効果が期待できます。
・抗酸化作用
・生活習慣病の予防
・動脈硬化の予防
・血流促進
ビタミンEには毛細血管を広げる作用があるため、摂取することで血流が改善できます。そのため冷え性の改善や老化防止にも役立つでしょう。
ビタミンEを多く含むフルーツは、以下の通りです。
・梅
・マンゴー
・キウイフルーツ
上記のフルーツは夜に摂取すると血行を促進して体が温まり、代謝の向上が期待できます。また上記のフルーツには食物繊維も含まれているので、便秘がちな人にもおすすめです。太るのが心配な人は、片手に乗るくらいの量を目安に食べると良いでしょう。(※11)
(*マンゴーの栄養素と効能や、フルーツのダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)