アーモンドミルクで太るのは飲み方が原因？夜寝る前はNG？

アーモンドミルクを飲む量は、1日200ｍl、コップ一杯程度までにしましょう。飲み過ぎると太るというデメリットがあり、腹痛や下痢、便秘などの副作用が起こる危険性があります。ちなみに、アーモンドミルクを温めて飲む場合、高温になるとアーモンドの成分が破壊されてしまうため、温度は50度以下になるように気を付けてください。

ダイエット中にアーモンドミルクを飲むならば、砂糖を使っていないものを選びましょう。製品によっては、砂糖入りと砂糖不使用で2倍以上カロリーが違うことがあります。また、砂糖使用の場合糖質も高くなります。糖質の摂り過ぎは太る原因になります。

（＊アーモンドミルクのダイエット向きの飲み方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

アーモンドミルクは、ダイエットに向いているといわれる飲み物ですが、牛乳や豆乳に比べカロリーや糖質が低いほかにはどのような効果があるのでしょうか。ここでは、アーモンドミルクのダイエットに向いている効果を、代表的な栄養素と作用から説明します。

ダイエット中は、食事制限や偏食をしがちなため、食物繊維が不足して便秘を引き起こしやすいです。アーモンドミルクには、レタスの10倍もの食物繊維が含まれていて、整腸作用があります。特に、腸内の善玉菌を増やす不溶性食物繊維が多く含まれているため、便秘の改善が期待できます。（※9）

アーモンドミルクには、ゴマの300倍ものビタミンEが含まれています。ビタミンEには、過酸化脂質の生成を抑え細胞の老化を防ぐ抗酸化作用があり、シミやしわを防ぐ効果があります。また、ビタミンEの抗酸化作用は乳がんをはじめがんの発生率を低下させる効果が期待できるため、アーモンドミルクはダイエットだけでなく健康維持にも役立つ飲み物です。（※10）

アーモンドミルクには、オレイン酸という脂質が含まれています。この脂質は「不飽和脂肪酸」という太りにくい脂質で、コレステロール値を下げて皮下脂肪の蓄積を予防する働きがあります。加えて、オレイン酸には冷え性の改善や血流促進効果、過酸化脂質の生成を抑える働きもあるため、アーモンドミルクを飲むことはダイエットに効果的です。（※11）

健康的にダイエットをするためには、体脂肪を減らすだけでなく、筋肉を増やして基礎代謝を向上させ、痩せやすい体を作ることが大切です。筋肉を増やすためにはタンパク質が必要ですが、アーモンドミルクには植物性のタンパク質が含まれています。タンパク質は肌、髪、爪などを生成するのにも必要なため、美しく痩せるためには積極的に摂る必要があります。（※12）

（＊アーモンドミルクの効能や栄養価について詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてください）