キウイフルーツの栄養素と効能は?成分を逃さない食べ方・レシピのおすすめを紹介!
【管理栄養士監修】キウイフルーツに含まれる栄養素を知っていますか?今回は、〈ビタミン・食物繊維〉などキウイフルーツの栄養成分・効能に加え、栄養素を効率的に摂れる食べ方も紹介します。キウイフルーツを食べる際の注意点やレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- キウイフルーツはどんな食材?
- キウイフルーツの旬や選び方
- キウイフルーツの栄養素と効果・効能
- ①食物繊維
- ②ビタミンC
- ③ビタミンE
- ④アクチニジン
- ⑤カリウム
- ⑥葉酸
- ⑦ポリフェノール
- ⑧有機酸
- キウイフルーツの栄養成分を効率よく摂れる食べ方は?
- ①完熟させる
- ②皮ごと食べる
- ③摂取したい栄養成分が多い品種を選ぶ
- キウイフルーツを食べる際の注意点は?
- ①アレルギー反応を起こすことがある
- ②長時間の放置で苦み成分がでる
- ③ゼリーにすると固まらない
- キウイフルーツの栄養がとれるレシピのおすすめ
- ①キウイのスムージー
- ②フローズンキウイ
- ③キウイジャム
- ④キウイソース(ローストビーフ)
- ⑤キウイフルーツのサラダ
- ⑥キウイ大福
- 【厳選】キウイフルーツのおすすめ商品を紹介!
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- キウイフルーツは栄養豊富な食材
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
1.3mg | 6mg | 22% |
ビタミンEは抗酸化作用の高い栄養素で、血行の促進、老化防止に効果があります。ビタミンEが不足すると血行が悪くなり、冷え性、肩こりなどの症状が出ることがある様です。また、ビタミンE不足はシミが増える原因ともさせるので、しっかり摂取しましょう。(※4)
④アクチニジン
含有量(100g) | 300mg |
アクチニジンはキウイフルーツから発見された特有の成分であり、タンパク質の分解を促し、消化を良くする働きがあります。しかし、アクチニジンはアレルギーの原因となることもあり、口の中やのどに痒みや腫れなどの症状が現れることがあります。摂取量の目安はありませんが、過剰摂取は口内炎を発生させやすくなるので注意が必要です。
⑤カリウム
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
290mg | 2000mg | 15% |
カリウムは摂取しすぎたナトリウムを体外へ排出しやすくする働きがあり、高血圧の予防、むくみ対策などに効果があります。ダイエット中の人だけでなく、普段から塩分が高い食事を好む人も積極的に摂取しましょう。(※5)
⑥葉酸
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
36μg | 240μg | 15% |
葉酸は胎児の成長に大きく影響する栄養素の1つで、造血や細胞の分化を助ける働きをしています。葉酸が不足すると造血がうまく行えず、貧血などを起こすリスクがあるので注意しましょう。葉酸は熱に弱いとされるので、加熱処理せずにそのまま食べたり、サラダなどに入れるのがおすすめです。(※6)
⑦ポリフェノール
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
10μg | 1000μg | 1% |
ポリフェノールは、5000種類以上ある成分の総称でアントシアニンやカテキンなどもポリフェノールの一部です。ポリフェノールは抗酸化作用が強く、体に有害な活性酸素などの物質を無害に変えて動脈硬化などの生活習慣病や老化の防止といった効能があります。
ポリフェノールは水に溶けやすく体に短時間で効能が現れますが、効果は長く続かない様です。キウイなどから、ポリフェノールをこまめに摂取するようにしましょう。(※7)
⑧有機酸
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
2g | - | - |
有機酸とは果実に多く含まれる栄養の一つで、大腸の悪玉菌を抑えて、腸内環境を整えます。便秘の解消を助けて、腸内細菌のバランスを保つことができます。また、有機酸は鉄分の吸収力を高め、貧血の予防になります。
(*キウイのダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)