キウイフルーツの栄養素と効能は?成分を逃さない食べ方・レシピのおすすめを紹介!
【管理栄養士監修】キウイフルーツに含まれる栄養素を知っていますか?今回は、〈ビタミン・食物繊維〉などキウイフルーツの栄養成分・効能に加え、栄養素を効率的に摂れる食べ方も紹介します。キウイフルーツを食べる際の注意点やレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- キウイフルーツはどんな食材?
- キウイフルーツの旬や選び方
- キウイフルーツの栄養素と効果・効能
- ①食物繊維
- ②ビタミンC
- ③ビタミンE
- ④アクチニジン
- ⑤カリウム
- ⑥葉酸
- ⑦ポリフェノール
- ⑧有機酸
- キウイフルーツの栄養成分を効率よく摂れる食べ方は?
- ①完熟させる
- ②皮ごと食べる
- ③摂取したい栄養成分が多い品種を選ぶ
- キウイフルーツを食べる際の注意点は?
- ①アレルギー反応を起こすことがある
- ②長時間の放置で苦み成分がでる
- ③ゼリーにすると固まらない
- キウイフルーツの栄養がとれるレシピのおすすめ
- ①キウイのスムージー
- ②フローズンキウイ
- ③キウイジャム
- ④キウイソース(ローストビーフ)
- ⑤キウイフルーツのサラダ
- ⑥キウイ大福
- 【厳選】キウイフルーツのおすすめ商品を紹介!
- フルーツガーデン関本|紅妃
- キウイフルーツは栄養豊富な食材
キウイフルーツにはたくさんの栄養素がありますが、どの食べ方がキウイフルーツの栄養を効率よく摂取できるのでしょうか。
①完熟させる
キウイフルーツを完熟させると、ブドウ糖や果糖がビタミンCに変化するので、肌ケアをしたい方は完熟させて食べましょう。店頭に並んでいるものの多くは完熟していないので、ビニール袋に入れ常温で保管したり、リンゴやバナナなど一緒に保管して追熟させると良いでしょう。
②皮ごと食べる
キウイフルーツの皮は実よりも栄養が豊富で、約2倍の栄養が含まれています。皮の表面に生えている毛が気になる方は、スポンジなどで軽く洗い毛を落としましょう。皮ごと食べたほうが甘みを感じますが、抵抗のある方は皮ごとスライスにしたり、スムージーにするのもおすすめです。
竹本友里恵
管理栄養士
キウイの皮は実の部分に比べ約2倍の栄養素が含まれており、実だけしか食べずにいるのはキウイの2/3の栄養を捨てている事となり非常にもったいないですね。
(*キウイは皮ごと食べられるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③摂取したい栄養成分が多い品種を選ぶ
キウイフルーツには、大きく分けてゴールデンキウイ(黄肉種)とグリーンキウイ(緑肉種)の2種類があります。ゴールデンキウイはビタミンCが豊富で、グリーンキウイの約2倍の含有量を誇ります。グリーンキウイよりも甘いのでそのまま食べたい、肌のケアをしたい方にはゴールデンキウイがおすすめです。
グリーンキウイは食物繊維が豊富で、ゴールデンキウイよりも酸味があるので肉料理や魚料理と合わせて食べると良いでしょう。
キウイフルーツを食べる際の注意点は?
キウイフルーツを食べる時、どんなことに注意して食べればよいのか紹介していきます。
①アレルギー反応を起こすことがある
キウイフルーツに含まれるアクチニジンは、口腔アレルギーを起こす原因物質です。キウイフルーツを食べているときに口の中に痒みや腫れを感じた場合には最寄りの医療機関に相談しましょう。
②長時間の放置で苦み成分がでる
キウイフルーツに含まれるアクチニジンは、ヨーグルトなど乳製品と混ぜた状態で長時間放置すると、タンパク質と反応して苦みが出ることがあります。キウイをヨーグルトなど乳製品に混ぜた後は、すぐに食べるようにしましょう。
③ゼリーにすると固まらない
キウイフルーツをゼラチンで固めようとしても、キウイフルーツに含まれるアクチニジンがゼラチンと反応して固まりません。寒天では固まるので、ゼリーを作る際は、ゼラチンを寒天で代用しましょう。