もち麦は危険?食べ過ぎると胃痛・下痢に?正しい食べ方など紹介!
もち麦は危険と言われることがありますが本当でしょうか?今回は、もち麦は危険と言われる理由や、食べ過ぎによる危険な副作用について紹介します。もち麦に期待できる効果やダイエットなどへ効果的な食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- もち麦は危険なの?
- もち麦は危険と言われる理由は?
- 【前提】国内で流通してる「もち麦」は基本的に安全
- ①遺伝子組み替え食品の懸念
- ②残留農薬への不安
- ただし「もち麦」は食べ過ぎると危険な副作用も?
- もち麦を食べ過ぎるデメリット
- もち麦の1日の適量
- もち麦は危険ばかりではない?良い効果も期待できる?
- ①血糖値の上昇を抑える
- ②便秘解消・整腸効果
- ③代謝を向上させる
- ④美容・健康効果
- もち麦の正しい食べ方は?ダイエットに効果的なタイミングはいつ?
- ①水と一緒に食べる
- ②朝ご飯のタイミングで食べる
- ③乳酸菌を含む食品と食べ合わせるのもおすすめ
- ④継続的に食べる
- もち麦のおすすめの食べ方・レシピも紹介!
- ①もち麦のニンニクスープ
- ②チーズリゾット
- ③ツナともち麦のサラダ
- もち麦に危険性はないが食べ方には注意!
もち麦は食べ過ぎると便秘や下痢などの危険な副作用を起こす場合がありますが、健康に良い効果も期待できます。ここでは、もち麦を食べることで得られる健康効果について紹介します。
①血糖値の上昇を抑える
もち麦は血糖値の上昇を抑える効果があり、糖尿病の予防にも役立ちます。もち麦に含まれている食物繊維の中でも、βグルカンは胃の中で膨張し、他の食べ物を包みながらゆっくり吸収される性質を持っている成分です。そのため、糖質の吸収もゆっくりになり、血糖値が上昇するのを緩やかにすることができます。
(*もち麦の血糖値の上昇を抑える効果について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
②便秘解消・整腸効果
もち麦は食べ過ぎると便秘などの危険な副作用を起こしますが、適量を食べれば便秘の改善や整腸効果が期待できます。食物繊維が豊富なので便のかさが増え、腸の蠕動運動も刺激することで便秘を改善させるのに効果的です。また、βグルカンは善玉菌のえさとなって腸内環境を良くする働きがあるので、整腸効果も見込めます。
腸内環境が改善されれば、腸内の免疫力も良くなるので大腸がんの予防効果も期待されています。(※3)
③代謝を向上させる
もち麦が腸内で発酵するときに発生する短鎖脂肪酸には、エネルギー代謝を活性化させる働きがあります。また、便秘改善や腸内環境が良くなることで、老廃物の排出がスムーズになれば血流が良くなって代謝も向上します。
④美容・健康効果
もち麦は美容にも良い効果があり、食物繊維の働きで便秘が改善され、代謝が良くなるとダイエット効果も得られます。さらに、代謝アップに役立つ短鎖脂肪酸には、脂肪の蓄積を抑える効果もあるので、太りにくい体作りにも役立ちます。ほかにも、短鎖脂肪酸はセロトニンの分泌を促して食欲を抑えるのにも効果的です。
腹持ちも良いので、食べ過ぎを抑えられます。また、血糖値の上昇を抑えることでインスリンの分泌も抑えて脂肪がたまるのを防ぐのでダイエットにおすすめです。ほかにも、もち麦に含まれるカリウムは余分な水分を排出させむくみを防ぐので、水太りの解消につながります。
抗酸化力が高いビタミンEも豊富に含まれているので、アンチエイジング効果も期待でき、肌のシミなどの予防にも良い食材です。(※4、5、6)
(*もち麦のダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
もち麦の正しい食べ方は?ダイエットに効果的なタイミングはいつ?
もち麦にはダイエットなどの美容効果がありますが、より効果的に食べるにはどうすればよいのでしょうか。ここでは、ダイエットに効果的なもち麦の食べ方について、詳しく紹介します。
①水と一緒に食べる
もち麦を食べる時は水と一緒に食べるのがおすすめで、水分を一緒に摂ることで食物繊維が水を含みかさが増えるので満腹感が得やすくなります。βグルカンも水分を含むとゼリー状に膨らみ、ゆっくり吸収されるので、血糖値上昇の抑制効果なども良くなります。
②朝ご飯のタイミングで食べる
もち麦を朝食に食べるとセカンドミール効果が得られるので、朝ご飯に取り入れると、昼食でも血糖値の上昇を抑えられます。セカンドミール効果とは、朝ご飯に血糖値が上がりにくい食品を取ることで、昼食でも血糖値の上昇を抑えられる効果のことです。(※7)