寝る前のみかんはNG?太る・虫歯になる?効果的なタイミングはいつ?
寝る前のみかんは食べても良いのでしょうか?今回は、寝る前のみかんが〈太る・体を冷やす・虫歯〉などを引き起こすリスクや、効果的な食べ方・タイミングを〈食前・食後〉に食べた時のメリット・ダイエット効果などとともに紹介します。みかん以外で夜寝る前に食べると良いもの・いけないものも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
みかんには食物繊維や有機酸が豊富に含まれるため、食後の血糖値の上昇を抑える作用があります。血糖値が急上昇すると、食事に含まれる糖質を体内に取り込みやすくなります。特に、糖質を多く含む食事の際は、食前にみかんを食べると血糖値の急上昇が抑えられるのでダイエットに効果的です。
(*みかんのダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
みかんは白い筋と一緒に食べるのもおすすめ
みかんの白い筋に含まれるヘスペリジンには、以下のような効果・効能があります。
・血行改善
・冷え性の改善
・血中コレステロール値の改善
・血中中性脂肪の低下
ヘスペリジンはポリフェノールの一種で、かつてはビタミンPと呼ばれていた成分です。ヘスペリジンは血管を拡張させ、血行を促すことで冷えの改善に役立ちます。また、血中のコレステロールや中性脂肪を正常に保つ働きも注目されています。これらの効果を得るために、みかんは白い筋ごと食べるのがおすすめです。
(*みかんの栄養価や効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
夜寝る前に食べると良い・いけないものも知っておこう
みかんの他にも、以下の食品は寝る前の摂取を控えましょう。
・バナナ
・りんご
・お菓子
・カップラーメン
バナナやりんごなどの果物は、みかんと同様に果糖を多く含むため、寝る前に食べると太りやすくなります。また、糖質の多いお菓子や塩分の多いカップラーメンなども控えましょう。
一方、寝る前に食べて良い食品は以下の通りです。
・無脂肪ヨーグルト
・低糖質ゼリー
・塩分控えめのスープ
脂質・糖質を含まないヨーグルトやゼリーは、寝る前に食べても太りにくい食品です。また、塩分を控えめにしたスープはむくみの原因になりにくく、就寝前に食べると体が温まるため睡眠の質が向上します。
(*寝る前に食べない方が良い食べ物について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
みかんを寝る前に食べるのは避けよう
みかんは果糖・水分・有機酸などを多く含むため、寝る前に食べると体重増加や虫歯の原因になります。しかし、みかんには骨粗しょう症の予防効果や血糖値をコントロールする作用もあり、適切なタイミングで摂取することで健康効果が期待できます。特にダイエット中は、食前にみかんを食べるのがおすすめです。