体に悪い油ランキングワースト5!理由や摂取の際の注意点を紹介!

体に悪い油を知っていますか?今回は、体に悪い油ランキングのワースト5を、理由とともに紹介します。逆に体に良い油も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 体に悪い油には何がある?
  2. 体に悪い油ランキング5位:遺伝子組み換えを利用した油
  3. 遺伝子組み換えの油に懸念される体に悪い影響
  4. 遺伝子組み換えが利用されていることが多い油の種類
  5. 体に悪い油ランキング4位:飽和脂肪酸が多い油
  6. 飽和脂肪酸による体に悪い影響
  7. 飽和脂肪酸の多い油の種類
  8. 体に悪い油ランキング3位:リノール酸を含む油
  9. リノール酸による体に悪い影響
  10. リノール酸が多い油の種類
  11. リノール酸が多い油を摂る際の注意点
  12. リノール酸には体に良い効果もある
  13. 体に悪い油ランキング2位:酸化した油
  14. 酸化した油による体に悪い影響
  15. 酸化しやすい油の種類
  16. 酸化した油は食品に含まれる場合も
  17. 油を酸化させないための注意点
  18. 体に悪い油ランキング1位:トランス脂肪酸を含む油
  19. トランス脂肪酸による体に悪い影響
  20. トランス脂肪酸が多い油の種類
  21. トランス脂肪酸が多い油を摂る際の注意点
  22. 逆に体に良い安全な油とは?
  23. 体に良い油の特徴
  24. 体に良い油の種類
  25. 体に悪い油に気をつけよう

飽和脂肪酸の多い油の種類

飽和脂肪酸を多く含む油の種類は、以下の通りです。

・肉の油
・乳製品に含まれる油
・パーム油


ラードやバター等、肉や乳製品等動物性の油には飽和脂肪酸が多く含まれています。また、アブラヤシが原料のパーム油は、植物油ながら飽和脂肪酸を多く含みます。安価で安定性が良く揚げ油にも向いており、カップ麺や菓子類等多くの加工食品に利用されているため、注意が必要です。

体に悪い油ランキング3位:リノール酸を含む油

体に悪い油ランキングの4位は、オメガ6系油と呼ばれるリノール酸を多く含む油です。ここでは、リノール酸が多く含まれる油を摂取し続けると体にどのような影響を及ぼすのか、リノール酸が多い油の種類やリノール酸が多い油を摂る際の注意点とともに解説します。

リノール酸による体に悪い影響

リノール酸を多く摂取すると、以下のような体への影響が懸念されます。

・炎症等の肌トラブル
・アレルギー性皮膚炎
・善玉コレステロールの減少
・動脈硬化
・心疾患・脳疾患
・生活習慣病
・体脂肪や内臓脂肪の増加
・花粉症やアトピー等アレルギー症状
・ガン罹患のリスクを高める


リノール酸の過剰摂取は、免疫細胞の働きを弱め、アトピー性皮膚炎や花粉症等アレルギー症状を誘引します。また、リノール酸は血圧を上げるため、動脈硬化や心疾患・脳疾患など誘発する可能性があります。さらに、善玉コレステロールの減少や、脂肪の蓄積を促す作用により、肥満をはじめ生活習慣病にかかりやすくなるので注意が必要です。

リノール酸が多い油の種類

リノール酸を多く含む油の種類は、以下の通りです。

・紅花油
・ヒマワリ油
・コーン油
・綿実油
・サラダ油
・ゴマ油
・大豆油
・グレープシードオイル


リノール酸は、常温で液体という性質があり、植物油やオメガ6系植物油を精製したサラダ油に多く含まれています。これらの油は家庭での調理だけでなく、菓子類・パン・ドレッシング・カップ麺・総菜など加工食品やファストフードにも含まれており、摂取の機会が多いため摂り過ぎてしまう危険性があります。

(*ごま油やグレープシードオイルが体に悪い理由について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ごま油の危険性は?取りすぎや妊婦は要注意?1日の摂取量の目安なども紹介!
グレープシードオイル(ぶどう油)は危険?加熱がNG?効能や正しい使い方を紹介!

リノール酸が多い油を摂る際の注意点

リノール酸を多く含む油を摂取する際は、以下の点を意識するとよいでしょう。

・フィッシュオイルや亜麻仁油・エゴマ油などα-リノレン酸を含む油を積極的に摂る
・青魚を食べる
・ナッツ類を食べる
・サラダ油の代わりにオリーブオイルを使う


体の健康のためには、上記の食材に多いEPA・DHA・α-リノレン酸を含むオメガ3系の油と、オメガ6系のリノール酸をバランスよく摂るとることが大切です。現代人のα-リノレン酸とリノール酸の摂取比率は10対1と言われていますが、厚生労働省の食事摂取基準によると、α-リノレン酸とリノール酸の摂取割合は1対4が望ましいとされています。

リノール酸には体に良い効果もある

リノール酸は、適切な量の摂取であれば、以下のような体に良い効果をもたらします。

・悪玉コレステロールの減少
・動脈硬化の予防・改善
・高血圧症の予防・改善
・生活習慣病の予防
・美肌効果
・血行促進
・肥満防止

リノール酸は、体内では合成されない必須脂肪酸であり、健康を保つために摂取する必要がある栄養素です。リノール酸の適量摂取は、総コレステロールや悪玉コレステロール値を下げる効果があり、心疾患の予防につながるとされています。

ただし、摂りすぎると善玉コレステロールも下げてしまい、心疾患や炎症・ガンを促進する可能性があります。現代の日本人の食事では最も摂取機会が多い油のため、意識して摂取する必要はなく、摂り過ぎないよう適量を意識しましょう。(※2)

体に悪い油ランキング2位:酸化した油

体に悪い油ランキングの2位は、開封して時間が経ったものや高温で加熱するなどで、酸化してしまった油です。ここでは、酸化した油を多く摂取すると体にどのような影響を及ぼすのか、酸化しやすい油の種類や酸化した油を摂取してしまう意外な落とし穴について解説します。

酸化した油による体に悪い影響

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