ぬか漬けの塩分量は多い?摂り過ぎると健康に害あり?摂取量を控えめにするコツを解説!

ぬか漬けの塩分量について知っていますか?今回は、ぬか漬けの塩分量を<きゅうり・人参>など野菜別に比較し、ぬか漬けの塩分量を控える方法を紹介します。ぬか漬けの食べ過ぎによる塩分過多の害や、野菜のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ぬか漬けの塩分量はどのくらい?1日の適量は?
  2. ぬか漬けの塩分量を野菜別に比較
  3. ぬか漬けの1日の適量
  4. ぬか漬けの塩分量を控えめにする方法は?
  5. ①野菜を切らずに漬ける
  6. ②冷蔵庫で漬ける
  7. ③浅漬けにする
  8. ④塩を抜く
  9. ⑤ぬかをしっかり落として塩抜きをする
  10. ぬか漬けで塩分を摂り過ぎると体にどんな害がある?
  11. ①むくみやすくなる
  12. ②高血圧になる
  13. ③喉が渇く
  14. ④胃がんの進行を促進する
  15. ぬか漬けの野菜のおすすめは?
  16. ①セロリ
  17. ②じゃがいも
  18. ③ごぼう
  19. ④サトイモ
  20. ぬか漬けをうまく食べよう

①セロリ

最初に紹介するぬか漬けにおすすめの野菜は、セロリです。セロリには、以下の様な栄養素が含まれています。

・カリウム
・ビタミンA
・ピラジン
・食物繊維

香り高いセロリはカリウムが多く含まれており、塩分を調節してくれるのでただ美味しいだけでなくむくみ対策にもなります。

また、ビタミンAには免疫力を強化する働きがありますし、食物繊維を摂れば便秘予防にもなるでしょう。ピラジンはセロリの良い香りの素になる成分でもあり、生活習慣病の予防効果も期待できます。ピラジンはセロリの葉に多く含まれるので、葉ごとぬか漬けにしましょう。(※4、5、6)

(*セロリの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

セロリの栄養素と効能は?加熱はNG?栄養成分を逃さない食べ方・レシピを紹介!

②じゃがいも

じゃがいもは、ぬか漬けにすると適度に塩気が染み込んでクセになる味わいに仕上がります。じゃがいもに含まれる栄養素には、以下の様な物があります。

・カリウム
・ビタミンC
・ナイアシン

じゃがいもにもカリウムが含まれているので、ぬか漬けで摂った塩分の排出を促す効果が期待できます。また、ビタミンCが多く含まれており、肌荒れ防止や疲労回復などの効果が期待出来るでしょう。

じゃがいもに少量含まれるナイアシンは別名ビタミンB3とも呼ばれており、アルコールの分解を助ける働きがある様です。お酒のおつまみに漬物をつまみたい時は、じゃがいものぬか漬けを選ぶと良いでしょう。(※7)

(*じゃがいもの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

じゃがいもの栄養価と効能は?皮にも豊富?成分を逃さない調理法など紹介!

③ごぼう

ぬか漬けに使用する根菜類と言えば大根や人参がメジャーですが、ごぼうをぬか漬けにしても美味しく頂けます。

・食物繊維
・カリウム
・カルシウム

ごぼうには食物繊維が豊富に含まれており、便秘解消や血糖値を改善する働きが期待できます。不溶性食物繊維であるリグニンは腸にある発がん性物質を吸着して排出する効果もあるので、ガン予防にも効果があるとも言われてます。塩分を摂り過ぎるとカルシウムが排出されやすくなるので、ごぼうで摂取しておくのも良いでしょう。

ごぼうにもじゃがいもやセロリ同様カリウムが含まれているので、塩分の摂り過ぎが気になる方にはピッタリの食材です。(※8)

(*ごぼうの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ごぼうの栄養価と効能は?成分を逃さない食べ方・レシピのおすすめも紹介!

④サトイモ

少し変わり種のぬか漬けを楽しみたい方には、サトイモをおすすめします。

・カリウム
・ガラクタン

サトイモには、余計な塩分を排出しやすくするカリウムが含まれていますが、優れた効能を持つガラクタンを含むこともポイントです。ガラクタンにはコレステロールを下げたり血圧を下げる働きも期待出来るので、健康面でもメリットがあると言えるでしょう。(※9)

(*セロリの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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ぬか漬けをうまく食べよう

ぬか漬けは塩分が高めの食品ですが、量や食材に注意すれば塩分が気になる時でも食べることができるでしょう。余分な塩分の排出を促すカリウムが多い食材を活用して、むくみ対策しつつぬか漬けを愉しみましょう。

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