柿と食べ合わせの悪い食材は?蟹・牛乳は下痢になる?良い組み合わせも紹介!
【管理栄養士監修】柿と食べ合わせが悪い食材を知っていますか?今回は、<蟹・牡蠣>など柿と食べ合わせが悪い食材と<吐く・下痢>など起こりうる症状を紹介します。<牛乳>など食べ合わせの良い食材や他の合食禁の組み合わせも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
柿とじゃがいもに含まれる下記の栄養素は生活習慣病の予防にもなります。
・カリウム
カリウムは体内の塩分や老廃物を排出し、むくみを解消する働きがあり、高血圧などの生活習慣病や動脈硬化の予防に効果的です。ただし、消化の悪い柿を食べ過ぎるとじゃがいもの消化に時間がかかり胃腸の働きが悪くなる可能性もあるため注意しましょう。(※9、10)
藤田彩実
管理栄養士
柿に含まれるタンニンは脂肪の吸収を抑える働きがあるため、脂質の代謝を促すビタミンB2が豊富な牛乳と豚肉は、肥満予防の観点からみても柿と食べ合わせが良いと言えます。
食べ合わせが悪い食材(合食禁)は他に何がある?
柿だけでなく、古くから食べ合わせが悪いと言われる食べ物の組み合わせはまだまだたくさんあります。現在でも食べ合わせが悪いとされる、代表的なものは下記の通りです。
・うなぎと梅干し
・天ぷらとスイカ
・天ぷらとかき氷
・からしとお酒
・ところてんと生卵
・グレープフルーツと焼酎
・お茶とプルーン
・蕎麦となす
・タコとわらび
・くるみとお酒
・納豆と生卵
・牡蠣とひじき
食べ合わせの悪いものには体を冷やしすぎることで胃腸に悪いものや、体を温めすぎてアレルギーを引き起こすものなどがあります。また、一緒に食べることで、体に有効な栄養成分の吸収が阻害されることもあるでしょう。
しかし、古くから食べ合わせが悪いと言われるものの一部は、迷信や冷蔵技術などが未熟なために合食禁とされていたため、現在は一緒に食べても問題ない組み合わせも存在します。(※11)
(*食べ合わせが悪い食材について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
柿と食べ合わせの悪い食材には注意しよう!
柿と食べ合わせの悪いものは意外とたくさんあり、知っておくと体にいい栄養素を無駄なく摂取することができ、また体への悪影響を防ぐことにも繋がります。柿を食べる時は相性の良い食材と組み合わせ、食べ合わせの悪い食材には注意しましょう。