ブロッコリーの栄養素と効果・効能は?成分を逃がさない茹で方・調理法も紹介!
【管理栄養士監修】ブロッコリーが含む栄養素について知っていますか?ブロッコリーには、ビタミンCやタンパク質など様々な栄養素が含まれており、健康や筋トレに効果があるのです。今回は、ブロッコリーの栄養を逃さない調理法や冷凍・生ブロッコリーの栄養比較なども紹介するので参考にしてみてください。
目次
住吉彩
管理栄養士
水溶性のビタミンが溶け出るので、湯がくと栄養素が抜け出るのでオススメしませんが、スープとして食べるなど工夫すると良いですね。また、炒める事で油との相性の良い栄養素の吸収率が上がるので色んな食べ方でブロッコリーを楽しみましょう!
(*ブロッコリーの生食について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
④ブロッコリーの茎・芯や葉も一緒に調理する
ブロッコリーのふさふさの部分は「花蕾」と呼ばれる部分で、この花蕾よりも茎には栄養素が豊富に含まれています。実は、茎だけでなく、ブロッコリーの葉にも栄養素が豊富に含まれており、調理することで美味しく食べることが可能です。捨てるとこなく、全て食べましょう!
(*ブロッコリーの葉・茎の栄養価や食べ方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ブロッコリーは冷凍でも栄養摂取できるの?
ブロッコリーは鮮度が落ちやすいため、冷凍保存が度々すすめられますが、栄養面ではどう変化するでしょうか。生食よりも栄養が落ちてしまうのであれば、こまめにスーパーで買った方が良さそうですよね。
冷凍ブロッコリーの栄養は生に比べて若干下がる
生のブロッコリーと冷凍のブロッコリーを比較してみましょう。
栄養 | 生ブロッコリー | 冷凍ブロッコリー |
エネルギー | 33kcal | 27kcal |
カリウム | 360mg | 180mg |
カロテン | 810μg | 770μg |
葉酸 | 210μg | 120μg |
食物繊維 | 4.4g | 3.7g |
ビタミンC | 120mg | 54mg |
冷凍の方が鮮度が若干落ちていることがわかります。大きく栄養が落ちている栄養分は熱に弱い性質を持っています。
市販されている冷凍のブロッコリーは、自宅ではできないような急速冷凍をしているのでこの限りではありません。収穫後すぐに冷凍しているので栄養が落ちにくいのです。しかし、スーパーで購入して自宅へ来るまでに時間がかかってるため、栄養も落ちやすくなっています。
冷凍するとなくなってしまうような栄養分の効果を得たいのであれば、こまめに購入して早めにサラダなどで食べた方がよさそうです。
(*冷凍ブロッコリーの栄養価について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ブロッコリーの栄養価が取れるおすすめレシピ
ブロッコリーを使ったおすすめレシピを紹介します。できるだけ栄養が逃げないような調理法を集めました。筋トレにも効果的なものなので参考にしてみてください。