ミントの香りと効能・効果は?使い方はティー・オイルがいい?副作用など注意点も紹介!
【管理栄養士監修】ミントの効果・効能を知っていますか?今回は、ミントの効能や〈芳香剤・アロマ・精油・ハーブティー〉など使い方・取り入れ方を副作用など注意点とともに紹介します。ミントティーの効果的な飲み方やハーブの種類のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- ミントとは?
- ミントの効果・効能は?
- ①殺菌作用
- ②痛みを和らげる
- ③美肌・美容効果
- ④虫除け効果
- ⑤整腸作用
- ⑥安眠効果
- ミントの使い方・取り入れ方は?
- ①ドライハーブの芳香剤にして香りを嗅ぐ
- ②アロマ・精油を作る
- ③ミントティーで飲む
- ④ミント風呂にする
- ミントを取り入れる際の注意点は?副作用あり?
- ミントティーの飲み過ぎは避ける
- ミントに注意が必要な人は?
- ミントの種類と選び方は?
- ①ペパーミント
- ②スペアミント
- ③アップルミント
- ミントを使った市販商品のおすすめ
- ① ease アロマオイル エッセンシャルオイル スペアミント(514円)
- ②モヒートミントシロップ(515円)
- ③ ペパーミントリーフハーブティー(324円)
- ミントの効能を試してみよう
(*スペアミントの効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
広瀬陽香
管理栄養士
ペパーミントにはファイトケミカルの1種であるポリフェノールが含まれています。ファイトケミカルは主に植物に含まれており、野菜や果物、豆類や芋類などの色素や香りなどから発見された成分です。ポリフェノールは抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、動脈硬化など生活習慣病の予防に役立つとされています。コーヒーが有名ですね。
ミントの使い方・取り入れ方は?
ミントの効果や効能は理解できたものの、生活の中でどのように取り入れたらよいのかに悩む人もいるかもしれません。ミントはハーブの中でも使い方が多岐にわたるので、自分で取り入れやすい方法を見つけるのが大事です。ここでは、ミントの使い方や取り入れ方の具体例を4つ紹介します。
①ドライハーブの芳香剤にして香りを嗅ぐ
ミントをドライハーブにして縛って吊るしたり、花瓶に生けておき、芳香剤として香りを楽しむのがおすすめです。虫よけとしても、心身をリラックスさせる方法としても有効で、ドライハーブにしたミントを置いておくだけで、部屋の雰囲気も気分も変わるはずです。
②アロマ・精油を作る
ミントを栽培しているなら、それを活用してアロマオイルを作るのがおすすめです。
【材料】
・ペパーミント:350g
・オリーブオイル:200ml
・アロマオイルを入れるガラス瓶
・すりばち
・すりこぎ
【作り方】
1、ペパーミントの葉を1枚ずつきれいに洗う
2、すりばちに1を入れ、すりこぎを使って葉をすり潰す
3、鍋にオリーブオイルを入れて弱火にかける
4、オリーブオイルが温まったら2を加える
5、鍋の蓋をして、45分ほど弱火で加熱する
6、時間がきたら火を止めて、粗熱をとる
7、6が冷めたらガラス瓶に移す
8、蓋をして冷暗所で10日間寝かせる
ミントのアロマオイルを寝かせている期間は、何度かガラス瓶を振って、中身を混ぜるのがポイントです。10日寝かせることで、手作りのミントのアロマオイルが出来上がります。蒸留式ではないので本格的なものではありませんが、使いやすいオイルです。
③ミントティーで飲む
生あるいは乾燥させたミントがあれば、自宅で簡単にミントティーが作れます。
【材料】
・ミント:ティースプーンで生の場合は山盛り3杯、乾燥したものなら山盛り1杯
・お湯:150~180㏄
・ティーポット
【作り方】
1、お湯を沸騰させる
2、ティーポットとティーカップに沸騰したお湯を注いで温める
3、ティーポットのお湯を捨てる
4、ティーポットにミントの葉を入れ、蓋をして約3分間蒸らす
5、ティーポットを軽く揺らして、中身の濃さを均等にする
6、ティーカップのお湯を酢て、5を注ぐ
ミントに限らずハーブティーは、一度にすべての成分が出るので、くり返し使うのは好ましくありません。また、蒸らす時間によって味の好みが変わるので、調整することをおすすめします。
また、ミントティーの効果的な飲み方は食後に楽しむことです。抗菌作用や整腸作用があるので消化不良を防ぎ、清涼感のある味と香りが気持ちをリラックスさせてくれます。寝る前に飲むのも、安眠効果が高いのでおすすめです。
(*ハーブティーの種類や効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
④ミント風呂にする
生の葉やアロマオイルを入れて、ミント風呂にする使い方もあります。お湯にミントのエキスが流れ出し、その香りがリラックス効果を高めます。また、ミントには血行促進作用があるため、冷え性の改善にも効果的です。また毛穴からミントのビタミンCを吸収することで、ボディケアにも役立ちそうです。
(*ミントの使い方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
広瀬陽香
管理栄養士
果物のシャーベットやチョコアイスに細かく刻んで入れるとより爽やかになりますね。夏場にさっぱり食べたい時にもおすすめです。また、ミントの保存方法ですがポイントは乾燥を防ぐことです。水に浸して軽くしぼったキッチンペーパーに包み、保存袋に入れて野菜室で保存しましょう。保存期間の目安は1〜2週間ほどです。