ダイエット中の空腹時の対策は?我慢はNG?紛らわすコツと食べ物・レシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】ダイエット中の空腹時の対処方法を知っていますか?今回は、ダイエット中の空腹を紛らわす方法や、NGな行動に加えて、間食におすすめの食べ物も紹介します。ダイエット中の空腹時のレシピや、コンビニ商品のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- ダイエット中だけどお腹すいた…食べてもいい?
- ダイエット中の空腹を紛らわす対策方法は?
- ①ガムを噛む
- ②水分を摂る
- ③歯を磨く
- ④軽い運動をする
- ⑤お風呂に入る
- ⑥アロマを活用する
- ダイエット中の空腹時にNGな行動は?
- ①我慢する
- ②糖分を多く含むものを食べる
- ③激しい筋トレをする
- ④カフェインを摂取する
- ダイエット中の空腹時の間食におすすめの食べ物は?
- ①ナッツ
- ②するめ
- ③ドライフルーツ
- ④さつまいも
- ⑤プロテイン
- ⑥昆布
- ダイエット中の空腹時におすすめのレシピ
- ①黒糖ミルクココア
- ②にんにくスープ
- ③豆腐茶漬け
- ④バナナココアドリンク
- ⑤おからポン酢卵
- ダイエット中の空腹時におすすめのコンビニ商品
- ①セブンプレミアム 牛乳寒天
- ②セブンプレミアム サラダチキンバー
- ③セブンプレミアム 干しいも
- ダイエット中の空腹には要注意
お腹がすいた時にはお風呂に入ることも、空腹を感じにくくする対策となります。お湯に浸かると、内臓に集中していた血液が全身に送られるので、胃酸の分泌が抑制されて空腹感が和らぐことがわかっています。ただし、空腹の度合いが強い場合は入浴が原因で貧血を起こすこともあるので注意が必要です。
⑥アロマを活用する
空腹対策としては、アロマを活用するのもおすすめの手段です。アロマの中でもグレープフルーツやオレンジ、バニラ、ペパーミント、ローズマリーなどが空腹感に効果的だと言われています。特にグレープフルーツとオレンジの香りは脂肪の燃焼を促進する効果もあるため、よりダイエットに役立つでしょう。
なお、タイムやローレル・ジンジャーなどのアロマは逆に食欲を増進させてしまうので注意して下さい。
(*ペパーミントやローズマリーの効果について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
広瀬陽香
管理栄養士
食欲が必要以上にわいてきてしまう要因の1つに偏りのある食事があります。特に炭水化物に偏った食事は血糖値を急上昇させその後急降下することで食欲がわいてきてしまう可能性があります。バランスの良い食事を心がけることも効果的です。
ダイエット中の空腹時にNGな行動は?
ダイエット中に空腹を感じた時の対策を間違えると、太ることもあるので注意が必要です。ここでは、ダイエット中の空腹時にNGな行動を4つ紹介します。
①我慢する
ダイエット中の空腹時には、長時間その状態のまま我慢するのはNGです。空腹時に我慢するデメリットとして、以下のことがあげられます。
・空腹時間が長くなると、次の食事の栄養を吸収しやすくなる
・次の食事でドカ食いする確率があがる
・ストレスが溜まって、ダイエットを挫折しやすくなる
過度の我慢は、上記の通りダイエット失敗の原因になりやすいので注意しましょう。我慢がストレスになり過ぎると、逆に太りやすい体質になってしまうこともあると言われています。お腹がすいた時には我慢し過ぎず、適度に間食する方がダイエットには効果があると覚えておきましょう。(※2)
②糖分を多く含むものを食べる
ダイエット中の空腹時には、糖分を多く含むものを食べるのはやめましょう。空腹時に糖分を急に摂取すると、血糖値が急上昇して太る可能性があります。ビタミンが豊富な果物も果糖が多く含まれており、血糖値も上げやすいのであまりおすすめできません。
糖分の摂取によって血糖値が上がると、血糖値を下げる働きを持つインスリンが分泌されますが、インスリンには脂肪を蓄える働きもあります。なるべく血糖値が急上昇しない、糖分控えめのものを食べるのが大切なポイントです。(※2)
③激しい筋トレをする
前述した通り空腹感を和らげるには軽い運動が効果的なので、軽いストレッチやエクササイズをするのはよいですが、激しい筋トレを行うのは逆効果です。空腹時に激しい運動をすると筋肉が分解されてしまい、筋肉量が減って基礎代謝が落ちて太りやすくなります。
④カフェインを摂取する
ダイエット中の空腹時に無糖のコーヒーやお茶などを飲み、カフェインを摂取するのも避けた方が無難です。カフェインには神経を刺激する働きがあるうえに胃腸も刺激するので、めまいや吐き気、胃痛などを引き起こすリスクがあります。また、夜のカフェイン摂取は入眠を妨げます。水分を摂るなら水や白湯、ノンカフェインのハーブティーなどがおすすめです。