緑黄色野菜の栄養・種類の一覧|基準は色?正しい取り入れ方など解説!
【管理栄養士監修】緑黄色野菜とは何かを知っていますか?色が濃い野菜のことでしょうか?今回は、〈トマト・かぼちゃ・アスパラガス〉など、緑黄色野菜の例を一覧で紹介します。緑黄色野菜の栄養素の取り入れ方や緑黄色野菜っぽいその他の野菜も紹介するので参考にしてみてくださいね。
( 7ページ目 )
(このページにはPRリンクが含まれています)
専門家監修 |管理栄養士・栄養士 田中康平
Instagram Twitter 私立大学大学院医療栄養学専攻を修了後、国立病院にて勤務。その後、パーソナルストレッチトレーナーとして勤務。...
Instagram
Twitter
私立大学大学院医療栄養学専攻を修了後、国立病院にて勤務。その後、パーソナルストレッチトレーナーとして勤務。これまでの栄養士の経験とトレーナーの経験を元に様々な視点から問題解決のためのアドバイスをさせていただきます!『運動、栄養、休養』を整えて若々しく健康になりましょう。よろしくお願いいたします!
目次
- 緑黄色野菜とは?基準・見分け方は色?
- 緑黄色野菜の基準は「色が濃いこと」ではない
- 緑黄色野菜の基準は「βカロテン」の含有量
- 緑黄色野菜の例を一覧で紹介!
- ①にんじん
- ②ブロッコリー
- ③かぼちゃ
- ④モロヘイヤ
- ⑤ほうれん草
- ⑥小松菜
- ⑦チンゲン菜
- ⑧ニラ
- ⑨春菊
- ⑩豆苗
- ⑪水菜
- ⑫葉大根
- ⑬オクラ
- ⑭ピーマン
- ⑮トマト
- 緑黄色野菜の栄養成分を効率的に摂取するには?
- ①油と一緒に食べて脂溶性ビタミンを取り入れる
- ②汁物の料理として調理する
- ③スムージー・サラダなどで生食する
- 緑黄色野菜の正しい取り入れ方は?
- 緑黄色野菜だけでなく淡色野菜もバランスよく取り入れる
- 緑黄色野菜っぽいその他の野菜は?
- ①ナス
- ②トウモロコシ
- ③キュウリ
- ④キャベツ
- ⑤サツマイモ
- 緑黄色野菜を取り入れよう
キャベツは一見すると緑黄色野菜に見えますが、淡色野菜の分類です。キャベツに多く含まれるビタミンKはカルシウムの働きを助けて骨の形成に関わるほか、血液を凝固させる働きに関わっています。なお、前述した通りビタミンKは脂溶性ビタミンで脂と一緒に摂取すると効率よく栄養を吸収できるので、炒め物やスープにすると良いでしょう。
(*キャベツの栄養について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
⑤サツマイモ
100g | 含有量 |
βカロテン | 40μg |
食物繊維 | 2.8g |
カリウム | 380mg |
サツマイモに含まれる食物繊維は100gあたりに換算するとそれほど多くありません。しかし、密度が高いことから他の野菜に比べて一度に食べる量が多くなる傾向にあり、結果的に多くの食物繊維を摂ることができるといえます。またビタミンCの含有量も多いのが特徴ですが、サツマイモの場合はでんぷんに守られるので加熱してもビタミンCが壊れにくいです。
(*サツマイモの栄養について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
緑黄色野菜を取り入れよう
緑黄色野菜はβカロテンの含有量によって分類されているので、見た目の色などで分けるものではありません。また緑黄色野菜は淡色野菜と比べると栄養価が高く健康に効果がある野菜なので、積極的に取り入れたいものです。ただし緑黄色野菜に偏らず、淡色野菜も一緒にバランスよく摂取することが重要なので、上手に緑黄色野菜を取り入れて健康に役立てましょう。