生野菜は体に悪い・危険?消化・胃に悪い?おすすめの野菜の種類も紹介!
生野菜が体に悪い・危険というのは本当なのでしょうか?今回は、生野菜の<消化・胃に悪い>などの体に悪い・危険なデメリットやメリットに加えて、向いている・向いていない野菜を紹介します。生野菜のサラダの人気レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 生野菜は体に悪い・危険?消化・胃に悪いので食べない方がいい?
- ①消化・胃に悪い
- ②食中毒・虫
- ③体が冷える
- ④アレルギー
- ⑤太る
- 発がん性の物質は確認されていない
- 生野菜を赤ちゃん・妊婦は食べてもいい?
- 生野菜のメリット・効果は?何がいい?
- ①栄養をそのまま摂取できる
- ②美容・ダイエット効果
- ③調理の手間を省ける
- 生野菜に向いている野菜の種類5選を紹介!
- キャベツ
- 玉ねぎ
- パプリカ
- カブ
- 大根
- 生野菜に向いていない野菜の種類5選を紹介!
- じゃがいも
- にんじん
- ほうれん草
- もやし
- トマト
- 生野菜のサラダの人気レシピを紹介!
- ①子どもにもおすすめ!レタスの簡単サラダ
- ②塩昆布とごま油を使った大根サラダ
- ③味噌マヨドレッシングの生野菜サラダ
- 生野菜・サラダの保存方法は?
- 生野菜に向いている野菜を見極めよう
生野菜は体に悪い・危険?消化・胃に悪いので食べない方がいい?
体の健康を考え、料理をする手間も少なく、簡単に用意出来る生野菜を食べる人も多いかもしれません。ここでは、生野菜のデメリットや体に及ぼす影響はどういったものがあるのかを説明します。
①消化・胃に悪い
まず、生野菜を食べるデメリットとして挙げられるのは、消化に悪いことです。生野菜は加熱した野菜と比較すると、消化吸収により時間を要します。そのため胃の調子が悪い時に生野菜を食べると、胃に負担がかかり、下痢を引き起こすこともあります。
②食中毒・虫
生野菜を食べて食中毒になる危険性もあり、過去5年の間で約200人が食中毒を経験しているようです。野菜の種類によって異なりますが、生野菜には汚れや菌、寄生虫が付着していることがあります。それぞれの野菜に合った洗浄をして食べるようにしましょう。洗浄方法には、水洗い・50℃洗い・熱湯をかけるなどの方法があります。
③体が冷える
生野菜は利尿作用が高く、老廃物を排出するときに熱を下げる効果のある水分やカリウムを多く含みます。サラダなどによく使用されるレタス・きゅうり・トマトなどは体を冷やすデメリットがあります。体が冷える食べ物の大量摂取は、肌トラブルを引き起こす可能性もあります。反対に、人参やかぼちゃなどは体を温めるので、冷え性の人に向いてる食材です。
④アレルギー
生野菜や果物が原因で、アレルギーを引き起こす人もいるようです。OASと呼ばれる口腔アレルギー症候群といったアレルギーがあります。これは、生野菜などを食べると数分以内に、口の中や喉に痒み・しびれ・むくみなどの症状が現れます。口腔アレルギー症候群でアナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあるので、症状を感じたら病院を受診しましょう。
⑤太る
生野菜の食べ過ぎは太る原因にもなります。前述したように、生野菜には体を冷えさせるデメリットがあるからです。生野菜の食べ過ぎは、代謝機能を衰えさせ痩せにくい体を作ってしまいます。また、野菜の糖質量なども太る原因になるので適量を守って食べましょう。
発がん性の物質は確認されていない
生野菜についている可能性がある菌や農薬が、がんや体の健康に危険があると心配になる人もいるでしょう。しかし、発がん性を調べる試験や研究を経て、現在では生野菜などに付着している菌や農薬でがんにはならないとされています。野菜に多く含まれるビタミンなどは抗酸化作用が強く、免疫力を高めるので、がんを予防し健康な体作りに必要不可欠な栄養素です。
生野菜を赤ちゃん・妊婦は食べてもいい?
赤ちゃん・妊婦の人でも、健康のために生野菜を食べられますが、デメリットもあります。まず、赤ちゃんは細菌に弱く、消化機能も弱いです。それで、生野菜に合った方法で洗浄したり、野菜を加熱したりして与えてあげましょう。また、妊娠していると体の免疫力が下がります。生野菜で栄養を摂取すると同時に、食中毒や冷えには注意するようにしましょう。
(*何歳から生野菜が食べられるのかを詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。)
(*妊婦は生野菜を食べたらNGなのかを詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。)
生野菜のメリット・効果は?何がいい?
生野菜のデメリットだけでなく、メリットや効果も把握したいところです。ここでは、生野菜のメリット・効果や、体にとってどのような良い影響をもたらすのかを説明します。
①栄養をそのまま摂取できる
まず生野菜のメリットは、野菜本来の栄養を逃さずに体内に取り込めることです。野菜にはビタミン・ミネラル・酵素などが多く含まれますが、これらの栄養成分は加熱すると壊れてしまうデメリットがあります。また、野菜は包丁で切ると、切った部分からも栄養が失われていきます。生野菜は、食べる直前に切って豊富な栄養を逃すことなく摂取しましょう。
②美容・ダイエット効果
生野菜を食べることは、美容・ダイエット効果にもつながります。生野菜に含まれる食物酵素や食物繊維は、健康の維持、便秘解消、新陳代謝をあげる、老化防止などのたくさんのメリットがあります。また、毎日の食事に生野菜を追加することで満腹中枢も刺激されるので、食べすぎ防止にもなるのです。
③調理の手間を省ける
生野菜は、忙しく時間がないときでも手軽に食べられることが大きなメリットです。好みの野菜を皿に盛りつけるだけで、毎日の食卓の色合いも豊かになります。時間に余裕がある場合は、葉野菜を水につけてハリを出したり、手でちぎって栄養成分を逃がさないようにしたりするなどの一手間を加えても良いでしょう。
生野菜に向いている野菜の種類5選を紹介!
ここでは、生で食べるのに向いてる野菜を5種類紹介します。野菜に含まれる栄養価を体内に吸収し、健康や美容の効果を十分に得られるようにしましょう。
キャベツ
キャベツには、ビタミンCや胃の健康を整えるキャベジンなどの栄養素を含みます。これらは加熱に弱い成分なので、生のまま食べるのが向いてるのです。他にも、油と相性の良いビタミンKも含まれているので、キャベツを肉料理と一緒に食べると、栄養素を効果的に体内へ取り込めます。
知って得する栄養雑学🍎管理栄養士YK
@HealthSpace93
キャベツの栄養素は生で食べることで効率的に摂取しやすい。キャベツの特有成分キャベジンの他、ビタミンCや葉酸は熱に弱いことで知られている。火を通す場合は加熱時間を極力抑えたい。
玉ねぎ
玉ねぎには、辛み成分であるアリシンが含まれており、血液の流れを良くする効果があります。加熱や水に弱いアリシンの栄養成分を十分に摂取するには、玉ねぎをサラダにして食べるのが向いてるのです。しかし、生の玉ねぎの過剰摂取は腹痛に繋がる可能性もあるので、食べる量には注意してください。
もももち
@akirahakase
玉ねぎ美味しいですよね🥰生の玉ねぎ大好きでよくトーストにのっけて食べたりもします😊🧅 血液サラサラ〜😊
(*生玉ねぎの美味しい食べ方について詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。)
パプリカ
パプリカは、食物繊維や鉄分、カリウムなど栄養成分が豊富に含まれているのが特徴です。特にビタミンCに関しては、トマトの約5倍とも言われています。茹でると失われる栄養成分が多いため、サラダやピクルス、スムージーなどにして生のまま食べるのが向いてると言えます。
しゅーp@(しゅーたん!!!)
@sonomukougawa
そしてパプリカは火を通してしまうと味も色も栄養も落ちるので、生のまま添えるのが良いと思います。ピーマンほど苦くないので食べられるでしょう。あと、緑が成長して黄色や赤くなるので買う時にも選ぶことをおすすめします。
(*生のパプリカについて詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。)
カブ
カブには、ビタミンCや澱粉を分解する消化酵素が含まれています。消化酵素であるアミラーゼは、生のまま食べることで高い効果が得られます。カブはアクが少ないので、生で食べるのに向いてる食材です。他にもイソチオシアネートと呼ばれる辛み成分も含んでおり、免疫力を高めたり食欲を増進させたりする効果があります。
女性の夢応援HAPPY ACTIVE WOMAN PROJECT✖︎ママノユメ青森支部
@HAW_happy
野菜大好き!今日はカブっす。
春の七草では、すずなとも呼ばれるっす。
カブに含まれるビタミンCとアミラーゼは熱に弱いから、できれば生で食べて欲しいっすねー。葉っぱも栄養満点っすよ!
(*生のカブについて詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。)
大根
大根には、ビタミンC・消化酵素・辛み成分などが含まれています。これらの栄養成分は、消化を促進させて胃の調子を整えたり、体に溜まった老廃物を排出したりする効果があります。どの成分も熱に弱いので、生で食べるのに向いてる野菜です。細く切ってサラダにしたり、大根おろしにして魚などと一緒に食べてみてください。
ゆい|薬剤師@家族の幸せコンサルタント
@BeHaruno
栄養価の高い大根は、生で食べるとさらに効果的。塩揉みした大根にホタテ缶と紫蘇とマヨネーズで和えるサラダは絶品✨。
SNSは、急いで結果を出すよりも、試行錯誤しながら自分なりの距離感やペースを掴んで行くのが良いって私は思う😊
生野菜に向いていない野菜の種類5選を紹介!
ここでは、生で食べるのに向いていない野菜を5種類紹介します。それぞれの野菜に合った調理方法で、野菜本来の栄養価を摂取して、健康な体を作りましょう。
じゃがいも
じゃがいもに含まれている澱粉は、熱を通さないと消化しにくいのがデメリットです。そのため、じゃがいもは生で食べるのではなく、加熱して食べるのに向いてる野菜です。じゃがいもは熱に弱いビタミンCを含みますが、澱粉に守られて栄養成分が逃げにくくなっています。電子レンジで加熱したり、茹でたりしてじゃがいものビタミンCを摂取してください。
刀(剣乱舞が好きなアラ)イさん
@faraway3nanoda
メモ 昨日お弁当を食べた一時間後から腹痛 お弁当には生のじゃがいもが入っていた 夕方頃から軽い吐き気 現在は体を動かすと腹痛が酷くなる
(*生のじゃがいもについて詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。)
にんじん
にんじんには、加熱することで体内への吸収が良くなるβカロテンが含まれます。この成分は、皮膚や粘膜の健康を維持し、免疫力を高める効果が期待できます。細胞の老化を防止する働きもあるので、加熱したにんじんを積極的に摂取しましょう。またβカロテンは、油で調理したり、脂質の多いものと一緒に調理すると体内への吸収がより高くなります。
ふか☺︎🎋1y+27w
@715Fk
超適当野菜克服レシピ、多くの人に見てもらえて嬉しい😂
おすすめは人参で、甘くなるしオリーブオイルと加熱するとβ-カロテンの吸収率が上がるらしい🥕そしてこれ食べさせるとなぜか快便な息子🥳オリーブオイル効果かな?
これからの課題は生トマト!お前だ!!🍅😱
ほうれん草
ほうれん草はアクが強くクセも強いので、加熱して食べるのに向いてる食材です。ほうれん草独特のクセやえぐみは、ほうれん草に含まれるシュウ酸が影響しています。この成分を過剰摂取すると、カルシウムの吸収を低下させたり、尿結成など健康に悪影響を与えます。そのためほうれん草は、火を通してシュウ酸を落としてから食べるようにしましょう。
オジサンテクノロジー
@OjiTec
ほうれん草は過熱してから切るのが鉄則です。ちなみに、シュウ酸が含まれるので、ゆでてから食べましょう。
(*生のほうれん草について詳しく知りたい人は、ここちらの記事を読んでみてください。)
もやし
もやしは、生のまま食べることが出来ない食材です。それは、もやしの発育方法が原因になっています。もやしは太陽の光に当てずに育てるので、消毒がされていない状態です。もやしについた菌は繁殖しやすく、生で食べると菌をそのまま体内に取り込んでしまうデメリットがあるため、必ず火を通してから食べるようにして下さい。
あしゅ(꜆꜄•௰•)꜆꜄꜆»シュッシュ
@mizuki_boku
しゃぶしゃぶ行ってもやし生食べたら
食中毒になったわ(˙◁˙ 👐 )
(*生のもやしについて詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。)
トマト
トマトは、細胞の老化を防ぐ効果があるリコピンが含まれており、リコピンの摂取は健康な肌を維持することにもつながります。この成分は加熱することで、体内に吸収しやすくなるので、火を通して食べるのに向いてる野菜です。また、リコピンは油と一緒に摂取することでより吸収力を高めるので、ピザやトマトソースにして食べるのがおすすめです。
きたむら@時短ダイエットトレーナー
@ontrediet
トマトを生で食べるのはもったいない!
トマトに豊富に含まれるリコピンは脂溶性のビタミン。
生で食べるより、オイルと共に加熱調理した方が吸収されやすくなる。
ちなみにリコピンはとてつもない抗酸化力を秘めた栄養素。
がんや動脈硬化の予防に繋がります!
生野菜のサラダの人気レシピを紹介!
生野菜は一手間加えることで、食べやすく美味しい食卓の一品になります。ここでは、生野菜のサラダの人気レシピを3つ紹介するので、参考にして下さい。
①子どもにもおすすめ!レタスの簡単サラダ
葉酸や食物繊維、カリウムなどの栄養素を含むレタスを使ったサラダです。マヨネーズに粉チーズを混ぜたコクのあるドレッシングは、シーザーサラダのようでたくさん食べたくなると人気です。
②塩昆布とごま油を使った大根サラダ
消化酵素などを含む大根と、キャベジンを含むキャベツを使ったサラダは、胃の調子を整えるのに向いてるレシピです。軽く塩もみしておくことでカサも減り、たくさんの野菜を摂取することが出来ます。
③味噌マヨドレッシングの生野菜サラダ
生野菜サラダも、ドレッシング一つで箸が進む一品になります。レシピの味噌マヨドレッシングは、調味料を混ぜるだけで簡単にできるものなので、作り置きしておくのも良いでしょう。
生野菜・サラダの保存方法は?
サラダは冷蔵庫で2~3日の保存が可能ですが、水分が多いため菌が繁殖しやすいのがデメリットです。菌の繁殖を抑えるためには、サラダに酢を使うと効果的です。また、サラダを保存する場合は、煮沸消毒などをした保存容器を使いしょう。そして、なるべく切り口を少なく野菜を大きめに切るようにしてください。
(*サラダの保存方法について詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。)
生野菜に向いている野菜を見極めよう
野菜の種類によっては、生のまま食べた方が含まれる栄養素を逃すことなく摂取出来るメリットがあります。中には、栄養成分の吸収力を高めるため、加熱に向いてる野菜もあります。生野菜のメリットやデメリットを見極めて、毎日の食事でより健康な体を作っていきましょう。