ラム肉の栄養価と効能は?ダイエット効果あり?効率的な食べ方やレシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】ラム肉に含まれる栄養素を知っていますか?羊肉はクセがあると言われますが、中でもラム肉は比較的食べやすいといわれています。今回は、ラム肉の栄養成分・効能に加え、栄養成分を効率的に摂れる食べ方も紹介します。レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
ラム肉は低カロリーで栄養素が豊富ですが、基礎代謝の向上などの効果を引き出すためには食べ方も大事です。ここでは、ラム肉の栄養成分を効率よく摂れる食べ方を紹介します。
①ほうれん草など非ヘム鉄を含む食材と食べ合わせる
ラム肉は非ヘム鉄を含む食材と食べ合わせるのがおすすめで、具体的な例として以下のものがあげられます。
・ほうれん草
・小松菜
・豆腐
・納豆
ラム肉の中には鉄分の中でも吸収率の高いヘム鉄が含まれています。このヘム鉄には上記のような食材に含まれる非ヘム鉄の吸収をサポートする効果があるため、食材の食べ合わせを工夫することでより鉄分を効率的に吸収することが出来ます。鉄分は不足しがちな栄養素の一つでもあるので、食べ合わせにも気をつけながら上手に補給しましょう。
(*ほうれん草や小松菜の栄養素・効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②アリシンを含む食材と一緒に食べる
ダイエット目的でラム肉を食べる際には、血糖値の上昇を抑制するアリシンを含んだ食材を一緒に食べるのもおすすめで、具体例として以下のものがあげられます。
・にんにく
・ネギ
・玉ねぎ
・ニラ
ラム肉にはビタミンB1が豊富に含まれていますが、上記の食材に含まれるアリシンはビタミンB1と結合することで、アリチアミンに変化します。その結果、ビタミンB1の働きが強化され、疲労回復や糖質代謝の促進にも役立ちます。
(*にんにくやネギの栄養素・効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③煮込む際にはトマトか豆を使う
ラム肉は煮込み料理にも向いている食材ですが、トマトや豆と一緒に煮込むと栄養成分を効率よく摂ることができます。
トマトには抗酸化作用を持つリコピンが含まれているため、ラム肉の抗酸化作用を強化してくれます。さらにリコピンは脂質と組み合わせると吸収率が上がるので、脂質を含んだラム肉との組み合わせはおすすめです。
また、ラム肉には食物繊維が含まれないので、ひよこ豆やレンズ豆などの相性の良い豆類と組み合わせるとより栄養バランスが向上するでしょう。トマトと豆両方と一緒に煮込んでも美味しいので試してみてください。
(*トマトやひよこ豆の栄養素・効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ラム肉を食べる際の注意点
ラム肉は健康にもダイエットにも役立つ食材ではありますが、食べ方によっては効果が下がるので注意が必要です。。ここでは、ラム肉を食べ時に配慮してほしい注意点を紹介します。